リハビリって目的・目標があるからするんのですよね？

今回慢性期のリハビリってなんでやるん？

あんたはなんでやってるん？というごくごく基本的なことから考えてみたいと思います。

当然、機能回復がまず第一ですよね。

さらに寝たきりになって家族に迷惑かけたくないからということもあります。

で、もう少し充実した生活為の積極的な目的・目標も入ってきますよね。

例えば仕事復帰がその最たるものですが、仕事を引退した後の日常生活でも、家から外に出ての色々な用事や行事、やりたいことが頻繁に出てきますよね。

葬儀や結婚式といった慶弔。旅行や趣味の集まり、友人との食事会などです。

 

慢性期のリハビリってそうゆう目的のために目標設定してやるんですよね？

今年度の私にもささやかな目的・目標が次々生まれて来ました。

 

映画館や美術館に行く、同病で同年齢、同時期に入院リハビリしていた友人の墓参り、病気前からも趣味だった高速道を運転しての国内旅行（各地の居酒屋探訪）。これをを近場からでも再開したい。友人との外での食事会など様々な目的・目標が生まれました。

 

高速道では2時間程度の連続走行。墓参りのためには、急で狭い坂道を数十メートル上っていかなければならない。食事する店の前は都市部の交通量の多い4車線の道路、歩道橋がないため横断歩道をわたらたなければならない。次々具体的な課題が出てきます。

それでリハビリの内容を考えるわけです。公園のあの坂を上る練習をしてみよう。三動作歩行の時間を今月は増やそう。短い距離でも高速道に乗ってみよう、多車線の近場の幹線道を何度も走ってみよう等々です。

 

こういったことが我々慢性期の片麻痺患者のリハビリで要望されるのではないかと思うのですが。いわば目的・目標指向型のリハビリですよね。

それはいいのですが、ふっと私気が付いたのですが、いま通っているデイケア（通所リハビリ）・・。

続く

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【同病の三本松のおじさんの一言】

私の場合はというと、病気当初は機能回復を目指して頑張りましたが、15年目の今日にもなると、死ぬまでは自分のことは自分でしたいという人間としての基本的な矜持みたいな意地がしんどいながらもリハビリに向かわせている感じがします。長～いお付き合いです。 

【返信】 

長年自主リハビリを続けると先も見えてきますし、健常者の多くもやがて車イスになります。脳梗塞後に頻尿に悩まされた義父は、紙おむつに慣れたせいで朝までぐっすり眠るようになったそうです。頑張れるだけ頑張って、後は風任せとします。 

タグ：目標指向的リハビリ