リハビリって目的・目標があるからするんのですよね?その2 [お気をつけあそばせ]
ふと私気が付いたのですが、通っているデイケア(通所リハビリ)では一度も「今の目標」って聞かれたことがないのです。
そこで、契約書を引っ張り出してきました。
☆「通所リハビリテーション計画の作成及び事後評価」
医師等の従事者が、利用者の直面している課題等を評価し、希望を踏まえて通所リハビリテーション計画を作成します。またサービス提供の目標達成状況等を評価し、その結果を診療記録に記載して利用者に説明の上交付します。
へ~こんあんあったんか。しかし評価なるものも一度も聞いたことがない。
そういえば月に1回程度リハビリ終わりに「メガネさんここにサインして」と言われてました。内容の説明?そんなもん全くない。
医師の診察も「めがねさん御変わりないですか?そうですか、じゃ来月も一緒に頑張っていきましょうね!」とまるで詐欺商品でも勧められている気分です。
「(これ買って)一緒に健康になりましょうんね!うん、うん」と言われた気分なのです。
ここでいつもなら「吠え吠え」なのですが、毎回同じではあまりに芸がありませんのでもう少し話を進めたいと思います。
私が言いたいことは、片麻痺生活が長くなると、あれやりたいこれやりたいと生活側からの要望や課題が出てくるにもかかわらず、リハビリ室のリハビリは相変わらず機能回復のためだけのリハビリにとどまっているということです。本来の望ましい姿は
回復期リハビリ・・・主に機能回復のためのリハビリ
慢性期リハビリ・・・機能回復+目的・目標指向(生活面)のリハビリ
ではないでしょうか。
慢性期の私達の自主リハビリは「機能回復+目的・目標指向のリハビリ」になっているのにリハビリ室は違う。これが片麻痺慢性期患者がリハビリ室で満足感を得られない最大の要因でないかと思うのです。
私は慢性期患者の希望に答えるリハビリ室の治療側の改善をぜひ望みたいと思います。そのためにはPTはもっと室外でのリハビリ指導経験と能力を身に付ける必要があります。
リハビリ室でしか通用しないリハビリは、例えば企業を経営コンサルティングできない経営学部の教授と一緒です(もちろん教育現場ではそれでよいのですが)、臨床、現場ではそれではいけません(あんた、やっぱり吠えよるやん!)
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タグ:通所リハビリ
2017-01-07 01:00
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