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認知運動リハビリテーション「患者さんに守ってもらいたいささやかな規則」(カルロ・ペルフェッティ教授)その3 [リハビリ、入院・通所]

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◆運動を始める前に自分が行おうとしている運動について考えて見てください。
自分の身体がどうなるかを考えて見てください。

◆身体あるいは対象物からどういう情報を得ることになるのかを推測してみてください。

◆そして運動を行なった後で事前に予測したものと実際に感じたものが合致しているかどうか考えてみてください。

◆そして自分の身体が 動く感じを脳の中でイメージしてください。

◆以上の規則を守ると最初はゆっくりしか動けなくなりますが、それは心配には及びません。規則を守れば自分の運動を前より上手にコントロールすることができるはずです。そのうちもっと早く動けるようになります 。

◆患者にとって一番大事なことは、麻痺した自分の「身体の声を聴く」ことであり、セラピストにおまかせの治療ではなく患者自身が治療に参加することである。

私も実際に取り組んでみて、動きをイメージすることは、正直なかなか難しかったです。ただ重さなどを感じること、身体の声を聴くことは、徐々にできてきたように思います。これからもこの視点は忘れず自主リハビリに取り組みたいと思っています。
   

☆「脳の中の身体」(宮本省三著)より
 

脳のなかの身体―認知運動療法の挑戦 (講談社現代新書 1929)

脳のなかの身体―認知運動療法の挑戦 (講談社現代新書 1929)

  • 作者: 宮本 省三
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/02/21
  • メディア: 新書

 

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