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転んでもただでは起きたくない・・。(その4)最終章 [その他(ブログ等)]

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今回がシリーズ最終です。
 
転んでもただでは起きたくないない私の最近の大きな気付の一つは「障害との付き合い方を学ぶ」ことは「老いとの付き合い方を学ぶ」ことに通じるのでは」ということです。
 
逆もまた真なり「老いとの付き合い方を学ぶ」ことは「障害との付き合い方を学ぶ」ことに通じるのではというのが、もう一つの気付きです。 この成果は、これから他のところで詳しく述べていきます。
 
今回は私が、脳卒中で片麻痺障害になった今、ささやかながら考え、自らにも言い聞かせていることを最後に述べさせてください。
 
基本的に、障害が軽く仕事の現役復帰が視野に入れられる人は「元に戻る」ことを目指せるし、全力で目指すべきであろうと思います。
 
ただしこれら「元に戻る」ことが可能な人も、これほどつらい体験をしたわけですから病気を糧に、今までの自分に何らかのプラスアルファを積み上げて欲しいと思います。
 
それは来るべき老いのためにも役立つと思えるからです。病を糧として、まず身近な人との関係を見直すことは、豊かな人生を送るための良い機会です。

障害の程度が重く「元に戻る」のが困難な人は「変容」、これまでとは別の暮らしを別の価値観で生きるべきではないでしょうか。私はこちら側です。もう競争して人に勝とうとする必要はありません。ただ、多少とも人の助けを必要とする体です。これまで以上に他人の気持ちを推しはかることが必要になります。
 
どれほど障害が重くても生きていて、そこにいるだけでいいのです。要介護で迷惑をかけるかもしれませんが、感謝の気持ちの愛語(「ありがとう」)と笑顔で、介護してくれる人に接し、相手の気持ちを和ませることに貢献するのです。これがあれば、良い人間関係が構築できると思います。
 
ただし、リハビリは続けなければいけません。例えば腕が拘縮し曲がったまま固まってしまうと、服を着せてもらうとき介護者に重い負担を与えます。

これが今私自身に言い聞かせていることです。さらに本音を言えば、片麻痺障害者はもっとしたたかに生きる術を身に付けなければ、と考えています。ブログでどこまで表現できるのかはわかりませんが、この視点だけは忘れたくありません。
 
同病のサイレント・マジョリティ(物言わぬ多数派)の方々に、役に立たないブログ(村)との烙印を押されないためにも、小さなブログ村で、脳の損傷部位や程度が違うのにそれを無視しての「機能回復競争」や、「頭かしこい(自分は頭がいいんだと誇る)」競争をしている場合ではないのです。

以上です。同病の皆さん、時に「あー」とか「うー」とか「コンチキショウ!」とか「バカヤロー」とか叫びながら(同病の仲間に対してではないですよ)、お互いにコミニケーションに努め一緒にがんばっていきましょう。
 
      それじゃ~また 

タグ:老い 介護
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