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(1)片麻痺生活は、ストレスとともにある暮らし [障害者として生きる]

片麻痺になると日々ストレスを感じます。身体的に何もかも思う様にいかないのですから当然といえば当然なのです。

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過重なストレスで脳卒中片麻痺になって、さらに片麻痺生活でも常にストレスがある。

 

また片麻痺障害の精神上の問題は、「被害妄想」と「感情失禁」と言われます。取るに足らないことでくよくよ気にしたり、つまらないことにすぐ腹を立てる。 


つまり片麻痺生活は、ストレスとともにある暮らしと言っていいと思います。そこで、今回から「片麻痺生活 ストレスとの付き合い方」をシリーズにして考えたいと思います。


サッカーの元日本監督のオシム氏はこんなこと言っています。


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近代的な生活とストレスは同義である。

ストレスをコントロールするのは同時に感情をコントロールすることである。


どんなスポーツでもあらゆる状況で感情をセルフコントロールできる選手だけが成功をえられる。ストレスに押しつぶされるようでは成功はおぼつかない。


例えばストレスをどうやって解消していくか。それができるかどうかもまた才能だ。

今日の生活はストレスと無縁ではありえないそれをどう解決するか選手に最優先で要求される能力の一つだ。


パニックに足らず知的かつ冷静に対処することは重要である。そのためにはリアリストになって自分を客観視することが最も重要だ。

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また別のところでは、ワールドカップ優勝というような(今の日本にとっては)夢のような目標設定は、日々の練習のストレスを増幅させるとも言っています。


そこで、脳卒中片麻痺の暮らしにおけるストレスとの付き合い方をこれから考えてみたいと思います。ストレスに強くなることが片麻痺生活では必要不可欠だと思うからです。

感情のコントロールは感情失禁という後遺障害を抱える身には少々高いハードルですが、それでも何らかの対応は必要です。

 

 前にコーピングスキルズに関する記事を書きましたが、これは元々、ストレスに対応・対処する術(スキル)のことを言います。広い意味では生活対応技術といえると思います。今回はこのストレス対応技術としてのコーピングスキルズについてシリーズで考えてみたいと思います。

 


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