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「脳卒中後の生活」 元気が出る暮らしのヒント [お勧め本]

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これは、「同病の先輩から後輩へ」との副題通り、先輩たちの経験を後輩に伝える本です。
 
 単なる理論、机上の空論ではない。先輩から後輩への知恵の伝承であり、エールです。

「リハビリ体操」で我々になじみ深い太田仁史先生が監修されています。
  
 □■□■□■□■
 
まずは太田先生の前書きを紹介します。
 

脳卒中後の生活 元気が出る暮らしのヒント (今すぐ役立つ介護シリーズ)

脳卒中後の生活 元気が出る暮らしのヒント (今すぐ役立つ介護シリーズ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 単行本


■この本の一番いいところは先輩の当事者の声が随所に書かれていることである。

ややもすると先輩の言葉は「自分はこうして良くなったから」といった
自分の経験を押し付ける傾向があるが、

ここに出てくる人達はそんなことはない。
やっとここまでたどり着いたことを正直に述べやっている。

中には当たる人もいればそうでない人もいるだろう。
しかし当事者社の言葉には偽りというのはない。

■片麻痺自立研究会の面々の座談会は一読に値する。
それは心理学といった学問体系に基づいた理論ではなく、
自分たちが今に至った心の軌跡が正直に語られていてなるほどと思うことが多い。

リハビリの臨床に携わる人達には是非を読ませたいと思う。

■ここに登場する人たちはリハビリの戦場を必死の思いで潜り抜けた人達である。
障害を持ってから新しい友人関係を築き、
さらに次のステップへの挑戦を試み落としている。
人間的にも素晴らしい成長を遂げた人達である。

□■□■□■□■

次いで、内容を目次に沿って簡単にご紹介します。

目次
第1章 脳卒中の知識と入院から退院まで 

第2章 後遺症とのつきあいとリハビリ  
・機能の回復だけがリハビリではない  
・一生続くリハビリ、リハビリの流れと内容  
・精神的後遺症
・退院後元気が出ない7つの理由を知ろう
・体調不良の悩み
 
・失語症1 タイプと特徴を知って失語症を正しく理解しよう 
・失語症 2 よりよいコミュニケーションのための家族の心得 
・失語症 3 失語症の人や家族が仲間と出会える場所

・外見から障害がわからない高次脳機能障害の問題
・元気が出る座談会 障害を抱えてどう生きていくか  
   
第3章 再発予防と元気に暮らすために
・リハビリメニュー 
・賢い家族になるために 
 共倒れしないための8つのポイント  
・仲間をつくろう 

第4章 脳卒中後の日常生活の工夫

第5章 経済面や生活を支えるサービス

□■□■□■□■

内容的にも素晴らしいものがたくさんあります。
このブログでも場所(コーナー)を変えてこれからご紹介できればと思っています。
 
  それじゃ~つづきはまた 


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