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賢い家族になるための介護者の心得 (その2) 共倒れにならないための8つのポイント [障害者として生きる]

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今回も引き続きは主に家族・介護者について考えます。今回は「共倒れにならないための8つのポイント」です。

 


脳卒中後の生活 元気が出る暮らしのヒント (今すぐ役立つ介護シリーズ)

脳卒中後の生活 元気が出る暮らしのヒント (今すぐ役立つ介護シリーズ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 単行本


共倒れにならないための8つのポイント
1、完璧主義に至らない。
徐々に、お互いに障害というものに慣れていくことが大切なポイント。

2、情報収集は家族の役目
情報を得るには何と言っても仲間が一番。家族も同病者の家族との交流が大事です。本人が直接情報を収集できるようになるまでには時間がかかります。最初は家族の役割と考えましょう。

3、周りの手を借りる
障害が重いと外出もままならず、閉じこもりがちですが、介護保険が使えるならデイケアやデイサービスを利用したり、ヘルパーさんを頼んで自分の時間を作るなど一人で介護を背負いこまないようにする。

4、お互いに一人になれる時間を作る。
介護する人される人がべったり一緒にいるとお互いに疲れます。お互いの時間を持ち、程よい距離をとることが大切と言えます。良い関係を築くには介護者が疲れないようにすることです。

5、相手のペースに合わせると疲れる 
介護者の疲れは意外なところにあります。一緒に出かける時、介護者は相手の荷物などを持って歩くことになりますが荷物を持って相手の歩調に合わせて歩くととても疲れる。
自分のペースで少し先まで行き、相手をが来るのを待つようにする。ただし相手を見守れる場所にいること。

6、 かかりつけ医を持つこと
頭痛や肩こりなどちょっとしたことでも再発の不安に襲われます。余計な心配をしなくて済むように気楽に相談できるかかりつけ医が近くにいると安心です。

7、 再発させない健康管理を
脳卒中起こした人は何らかの生活習慣病を抱えています 。食事管理などの家族の協力も欠かせません。もちろん介護者自身の健康にも気をつけましょう。

8、自宅では普通の生活を始める
退院して自宅に戻ったら病院ではない。普通の生活を始めましょう。朝起きたら着替え、洗面、歯磨き、食事をするというように時間がかかっても普通の生活にもっていきましょう。


 
 ■□■□■□■□

今回の先輩達の活動「片マヒ自立研究会」と、会の中心だった森山志郎さんの記念館(「脳卒中片マヒ者 体験と思索」の「戦うリハビリテーション」の記録)の詳しい情報は次からどうぞ。「家族館」メニューには介護する家族のお話があります。
 
それじゃ~また。 

【同病の三本松のおじさんの一言】

身障者と介護者は運命共同体みたいなもの、二人三脚で助け助けられ、お互い成長できるよう頑張りましょう。


【返信】

倒れた時に問われるのは「これまで、どんな関係を築いていたか」だと思うのです。経済的にどん底になったとしても、多くの夫婦が、直ぐにハイサヨナラとはならない。

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