片麻痺障害者が自信を取り戻すためには その3 [障害者として生きる]
所で今の私は「自信喪失」状態だろうか?と、ふと考えるのです。
病気直後のような「自信喪失」状態では、もちろんありません。
車の運転は何とかできるようになったけど、できないことも多いです。通所リハビリで老人に混じるとできないことだらけ(特に脳トレなど女性陣にかなわない)
温泉大浴場で入浴、新幹線で動いてる最中の車内移動など未だできていない。
しかし自信なさげにおどおどしているかと言うと全くそんなことはない。おかしいと思ったら誰にでも吠える口うるさいおやじです。日常生活でも、友人・知人誰かしらと毎日喋っている。ブログもほぼ毎日(内容は別にして)書いている。
相変わらず趣味はないけれど、何となく自信取り戻しているような気がします。
「自信を取り戻すために(誇れる)趣味を」などと大上段に構える必要はなかったのです。
【写真は ビリケンさんです。尖った頭と吊り上がった目が特徴の子供の姿をしている幸運の神です。 大阪の通天閣にいます。】
勢古 浩爾さんが「定年後のリアル」で次のように述べておられます。
■趣味なんか暇つぶしであり、ちょっとした楽しみだけでいい。やっている間は夢中になれる、時間を忘れられるだけでいい。
■仕事が大事なのは仕事をしている間だけで、辞めてしまえば仕事など大事でも何でもない
今の私はこちらに近い。立派な趣味がなければとは思わないし、仕事?はて具体的にはなにしてたんやろ?と考える始末。
脳卒中で発病直後で、「自信喪失」気味の皆さん。武器があった方がよいのは確かですが。焦らなくていいです。時間がたてば、何もしなくても自信はよみがえります。さしたる根拠はなくても。要は自分らしさが徐々によみがえってくると言う事です。安心してください。それからゆっくり武器づくりに取り組めばいいのです。
それじゃーまた。
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