『北のカナリヤたち』と幼馴染「影の軍団」 [障害者として生きる]
吉永小百合主演の北の三部作映画というのが今話題になっていますが、この中の『北のカナリアたち』を観ると、小学生のクラスメートの幼馴染を思い出します。
1クラス20数名で男子が8人、「人数比1対2」で圧倒的に女子が優勢ですが、「人数比」以上に学力に圧倒的な差がありました。音楽なども女子のほうが圧倒的優位でした。
我々男子8人は教室の隅に集まって、密かにテレビに習って「影の軍団」を名乗りコソコソ冗談言って笑ってました。軍団の頭(かしら)に祭り上げられたのは、ことスポーツに関してだけは女子を圧倒し、おとなしい仲間内にあって「口論」でも、そこそこ女子と対抗できそうなメガネくんです。口論の方は、実際は多勢に無勢、完敗続きでした。
その8人とは、中学卒業してから、結婚式などで時々顔をあわせた程度で、以降あまり会ってはいませんでした。内一人は、中卒後一度も会うこともなく事故で亡くなっていました。
それが今、定年退職で次々故郷に戻ってきて、私の見舞いにきてくれ時々会うようになりました。「影の軍団」は、やはり表社会ではみんな苦労したようです(泣)。おとなしく優しかったT君は、今、リニアで話題の大手建設会社の現場監督。定年まで何とか勤め上げました。
でも、集まると、そこはもう小学時代。「影の軍団」時代を思い出し大笑いの連続です。
「お頭。次の命令をはやくだしてくれ!」って、あんた達、何たくらんどるんや!?(笑)
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それじゃ~また
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