Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
SSブログ

絶望老人(5)年を重ねただけでは「人生の達人」になれない [障害者として生きる]

 561cc672214fe417c07a51d3145347d5_s.jpg


 

今回も「絶望老人」神郷由紀著からピックアップさせていただきます。


絶望老人

絶望老人

  • 作者: 新郷 由起
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2017/02/23
  • メディア: 単行本

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 


◆確かにお金があれば幸せになれる選択肢と可能性は増すだろう。


だが裕福でさえあれば誰もが必ず幸せになれるとは限らない。 逆にお金がなければ全員が不幸になるとも決めつけられない。


◆ 万人にとって人生の長さが幸せの量と必ずしも一致しないように、経済的豊かさもまた幸せの量や質とかぐし必ずしも正比例に関係にはないからだ。


◆幸せを希求して上を見ればきりがなく、我欲には 際限がない。 必要なのは足るを知る感覚を踏まえて、生きる知恵と生活力を備えること。


◆たくさんのお金がなければ生きられない。幸せを感じられない生活と価値観に固執せず限られた収入の中で生きられる知恵や工夫、方法を身につけ 、その中で自身が楽しめる人生の目的と手段を得ることだ。


◆言い換えれば長い人生経験の中で、どのような状況でも自分を「活かして」生かす力を養って来なかった人、 生きるセンスを培えず(つちかえず)にいた人ほど、長く生き延びた老いの日々を、苦心して送ることになる。


◆これまでの実りを得られる人もいれば、しっぺ返しを食らう高齢者もいる。 貧富の差に関わらず単に歳を重ねただけで誰もが「人生の達人」になれるわけではない。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 


当たり前ですよね。楽に生きてきたら、年齢重ねるだけでは、何の蓄積ももたらさない。むしろ悪い贅肉が付くだけ。人生70年の時代はそれでもよかったかもしれませんが、定年後20年以上生きなければならない人生90年の時代では、どこかでつけ払わされます。逆に苦労したことが、大きな喜びをもたらすこともあります。


 


第二の人生も意識して第一の人生を送ることが大切なようです。威張らない、やりこめない(議論で勝たない)、汗をかく、鈍(どん)な人の方が第二の人生では上手くいきそうです。


 


それじゃ~また


 


 


 
【同病の三本松のおじさんの一言】

かって司馬遼太郎は南蛮の道の紀行でバスク地方の人々を欲は浅い、物惜しみしない、節度を重んじる、そして貧しいが恥辱ではない、粗野だが小気味がいい、高貴な単純ともいえる。と評していた。参考にしたい生き方である。


【返信】

最近つくづく感じるのが、高齢者はマナーが悪いこと。粗ではないが、卑である典型で、情けない!

nice!(15)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 15

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント