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再び鉄を溶かし、熱く柔らかい内に打つ [障害者として生きる]

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つくづく人生は、修行だと思います。


特に、重度の障害者にとって毎日が苦難、修行のの道です。気楽にトイレにも行けない。ですから、逆にふとした小さな出来事での喜びも大きいのだと思います。


おいしいもの食べたい。旅行したい。それもいいですが、私はもう少し大きな喜びを手にしたい。




自分で経験し苦労して得た知恵が、同じ病で苦しむ人の多少なりとも役に立つ。人生の後半にそんな大きな喜びを手にしたいと、欲深い私は考えています。


 

ダラダラと惰性で記事を書き続け、妙な自己満足感に浸っている。そんな終わりは迎えたくないのです。心筋梗塞が再発すれば、おそらく終わってしまう人生です。


他人への悪口と、人を見下した嘲笑にみちた文章を残している。実はそんな卑(いや)しい人間だったんだ。そんな記憶だけは、親族や親しかった友人・知人に残したくない。



同病の友人によるとリハビリ病院でセラピスト達が私につけたあだ名は「鉄人」だそうです。とんでもない誤解だと思うのですが、これ仕事で付けられていたたあだ名と偶然同じなのです。


もうそんなイメージの人間なら、鉄は熱いうちに打てで、一旦身体を柔らかく溶かして、再び熱く柔らかい内にに打ちます。

 

それとともに、人生の最後は「柔らかい心」を持ちたいのです。3年間ブログ書いてきてやはり私に足りないのは「柔らかい心」であると自覚しました。

 

日本の古武道の究極は「力強さ」ではなく「柔らかさ」だと聞きます。体と心の柔らかさを最後に手に入れたいのです。もう「鉄人」からは卒業したい。

 

 

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