7つの顔の男(3)・・またある時は、ただ瞑想するだけの人 [障害者として生きる]
生活時間の充実のためには、遠い過去や脳卒中で倒れたこと、将来の不安から開放されなければならない。
同病の人を、リアルやSNSで眺めると、自己顕示欲、攻撃的、ナルシシズムを感じる人がいる。特にSNSでは顕著だ、ちっともメンタルの豊かさが感じられないのだ。
病気が、いい方向に自分を変えるキッカケになっていないどころか、病気前の性格が一層色濃く出ている。もちろん私とて例外ではない。思い当たる節が大いにあるし、女房に指摘されることもある。
それで、半年前より体を弛緩させること、心を解放するために1日2時間程度であるが、瞑想に取り組んでいる。
スリランカやタイなどの東南アジアの僧侶(上座部仏教)の僧は、瞑想について「余計な考えを立ち切ることで、知恵は自然とわいてくる」と言う。
初心者の私は、瞑想中に次々雑念が沸いてきて、正直これは、なかなか難しい。
しかし、半年たって、気がつけば、何十年悩まされたクラッシュバックする程の嫌な記憶は変化している。世間でよくある出来事の一つだと、距離が取れるようになった。長く苦しい旅の終わりが見えてきた。
この体験を通し、過去や障害にとらわれずに、「今の大切なことや人」に自分の力を注ぐとが重要なんだと、病後10年、遅ればせながら気づいた。
無我の見方―「私」から自由になる生き方(サンガ新書) (サンガ新書 64)
- 作者: アルボムッレ・スマナサーラ
- 出版社/メーカー: サンガ
- 発売日: 2015/01/23
- メディア: 新書
それじゃ~また
<嫌な記憶から距離がとれるようになった>
これは軽やかに人生を生きるコツですね(^-^)
by ピストン (2020-11-30 01:01)
嫌な記憶を消し去ろうともがく「自我」から、ホンノ少し解放されることで、「嫌」とかの思いが変化する。この不思議を楽しみたいと思います(^^)/
by meganesaru707 (2020-11-30 06:32)