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但馬と淡路の気質の違いは

前回のブログで、兵庫県でも北と南では大いに違っている。神戸阪神間を中心にとした都市部と地方(田舎)とに、ざっくり二つの区分で分けることなどできないと述べた。





兵庫県の北部の但馬地域の豊岡市と南部の淡路島の洲本市では天候も人の気質も大いに違う。今回どう違うかという私見を述べてみたい。


 

これはあくまで私の主観に基づいているから、両地域の方々は、不愉快に感じられるかもしれないが、ご容赦願いたい。


 

まず代表的な人物を思い浮かべてみると、兵庫県但馬地域は、作家の山田風太郎氏、冒険家の植村直己さんである。俳優で演出家の今井雅之(いまい・まさゆき)さんもいる。



 

一方淡路島は、作詞家阿久悠氏、上沼恵美子さん、渡哲也、渡瀬恒彦兄弟、私の好きな俳優キムラ緑子さんや笹野高史さんも淡路出身だ。


 


これらの方々の印象と、私の友人たちを眺めてみた私見を述べる。


 

但馬地域は、物静かで、内面を見つめる信念の人が多い気がする。そして物事を冷静に判断する頭の良さを備えていると思う 。まあ総じて言えば内向的とも言えるのだ。友人としては、心を許してもらうまでが大変であるが一生付き合える信頼できる人が多い。


 

一方淡路島は、言葉が豊富で、頭の回転の速い人が多い気がする。外向的と言えばいいのかもしれない。オープンですぐに打ち解け合える。私の友人に限って言えば博打好きである。


 

漫才師や俳優には、但馬地域より淡路島の人が圧倒的に向いていると思う。


 

このように兵庫県と言っても単純に区分し理解できるものではない。


 

阪神間では、よく言われるように阪急沿線、 JR 沿線、阪神沿線によって気質は違うし、服装も違う。神戸っ子は、ファッションなどにみられるように独特なプライドを持っている。また姫路を中心とする播州地域は、祭りなどで顕著なように、播州地域独自の強烈な個性がある。


 

これらの豊かな多面性を切り捨て、都市部と地方(田舎)という風に簡単に区分することなど、それこそ田舎もんの発想だ。


 


個々の人間については、もう少し複合的で多面的だ。地域の気質の特徴はあくまで一つの参考としておくことが大切だと思う。社会や人を恨んでいる悪意ある人間はどこにでもいる。先入観にとらわれ過ぎるとケガをする。 


 


※阿久悠さんは1937年生まれ、明治大学文学部卒業。植村直己さんは1941年生まれ、明治大学農学部卒であり、奇しくも同世代の同窓生である。


 


 


それじゃ~また


 

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ふるたによしひさ

個別の人の性格は十分理解したうえですが、
たしかに日本海側と太平洋側とでは違うような気がします…(;^ω^)
そして、兵庫県生まれで育ちのボクはよく分かりますよ。
神戸の阪急沿線と阪神沿線の人の違いが…。
でもいまは、だいぶ差がなくなってきたみたいですけど(;^ω^)
先入観ってこわいですね。いかん、いかんと自戒。
by ふるたによしひさ (2021-01-09 10:22) 

meganesaru707

阿久悠さんと植村直己さんのもつ豊かさは別物ですが、そこに風土も関係するのではとの理解は、多面的な考察だと思います。

人を理解するとき、様々な特徴を際立たせるのは、バッサリ区分より、豊かな気づきがあります。

もちろん、綺麗ごとだけでなく、恨み等悪意が発生する場・ケースもあり、それらをひっくるめて人への興味は尽きません(笑)
by meganesaru707 (2021-01-09 11:03) 

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