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荒ぶる海、荒ぶる男たち 【熊野枯木灘】 [片麻痺でも旅がしたい]



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◆和歌山県新宮市出身の作家 中上健次は「枯木灘」で、半島の荒ぶる海、荒ぶる男たちを描いた。


子供の頃から肉体労働に従事させられ、魂が沸騰する様な激情を感じることのあった私は、彼の小説の虜(とりこ)になった。


◆熊野の枯木灘は、和歌山県南西部の白浜町から串本町に至る太平洋に面した約40キロメートルの海岸で、寄る港のない海岸を「枯木」と呼んだそうである。


◆今回の旅で、紀伊半島の南端、串本の橋杭岩 (はしぐいいわ)から、一旦古座街道に入り、そこから枯れ木灘で唯一の寄港地であった周参見(すさみ)に抜けた。


さらに枯木灘の西端の白浜、田辺まで走り、そこから北の高野山へ向かった。


◆半島には、海も山もエネルギーに満ちており、「磁場のエネルギー」といったものが充満していた。

 

60才を過ぎた私は当てられて、正直非常に疲れた。しかしこんな旅は一人旅でしか味わえないだろう。

 

地元近畿地方にこんな濃い所があったとは。

 

枯木灘 (河出文庫 102A)

枯木灘 (河出文庫 102A)

  • 作者: 中上 健次
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2023/04/27
  • メディア: 文庫

 それじゃ~また
 
 
 
 
 
【同病の三本松のおじさんの一言】
かれこれ30数年まえごろ、テレビで紹介された神倉神社に興味を持ち、深夜大阪、奈良、十津川経由で新宮に行きました。そのころ中上健児がもてはやされていたような記憶があります。さんま寿司食べました。橋杭岩にちょっとびっくりしましたし、熊野山中での仮眠はあまりの自然に圧倒され怖くて眠れませんでした。


【返信】

おっ!行かれましたか。いやぁ~エネルギー濃い所でした。

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