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◆最近 旅の終わりに 琵琶湖を訪れたくなる 。ここで旅の疲れを癒し、のんびりくつろぎたいと思うようになった。
特に湖北である。
今回も 北の湖岸でゆっくり夕日を眺めながら車中泊して、 翌日はさらに北にある余呉湖に向かった。
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◆ここは、湖面が穏やかなことから「鏡湖」とも呼ばれる。
のんびりと泳ぐ水鳥眺めていると、旅の疲れが消えていくようである 。
紀伊半島や高野山というエネルギーに溢れた場所を訪れた後だけに、 琵琶湖や余呉湖の静けさに本当に癒された。
◆昔の天皇や貴族も京都から霊場と呼ばれた吉野や高野山に度々行っていた(行幸等)。ちなみに西行も警備兵として度々随行していた。
琵琶湖や、東山と北山等に守られた京都の地に戻り、心底ホッとした事だろう。それ程、両地は明らかに雰囲気が異なる。
◆昔の日本人は、この差をどう感じ表現したのだろう。「現世と来世の入り口」、「人の住む地と仏や神々の住みたる地」「霊場と下界」等様々に区分し呼んだのだろう。
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◆今回の旅は、自然や神仏、死を畏(おそ)れる一方で、霊力(神秘的な力)を手に入れようとした昔の貴族や修行僧の思いにも触れる旅だった。
古人の旅の神髄に多少は触れた気がした。
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それじゃ~また
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【同病の三本松のおじさんの一言】
以前とあるテレビで海津の街を紹介していて、その中で漁師兼魚屋さんが、小鮎の甘露煮をたぶん冬だった気がするが、今が旬で一番おいしい時ですよと紹介していた。冬の湖北と煮炊きする情景がマッチしていて、小鮎の甘露煮を買いに行きたくなったが、いまだかなえられいません。
【返信】
甘露煮は道の駅で今も売られていましたが、小鮎かどうかはわかりませんでした。湖北は、歴史的に渡来人も多く魅力的な地です。
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