あれから24年 [その他(ブログ等)]
当時私は、阪神間の街に住んでいました。独立開業して2年、ようやく仕事が軌道に乗りかけた矢先でした。
大地震発生のその時、自宅では本箱が倒れ、割れたガラス戸の破片が赤ん坊(生まれて三週間目の次男)の顔にも飛び散りました。女房は「赤ちゃんが死んじゃう!死んじゃう!」と大パニック。
隣の家では、家屋の下敷きになって老夫婦が亡くなりました。主人は妻をかばうように覆いかぶさって亡くなられていたそうです。
・・・ホンマに恐ろしい体験でした。そんな次男も、今では社会人です。
その後、私は長く家族と離れ、単身赴任生活を余儀なくされました。9年前に脳卒中に倒れようやく家族一緒の暮らしになりました(苦笑)
脳卒中で倒れた後も割と冷静でいられたのもこんな被災体験をしていたからかも・・・と時に思ったりもします。
犠牲者の方のご冥福を心よりお祈りいたします。