絶望老人(2)会話の途中で切れる高齢者 [障害者として生きる]
絶望老人(2)会話の途中で切れる高齢者
今回も「絶望老人」神郷由紀著からピックアップさせていただきます。
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◆ 会話の途中で切れる高齢者は多いなどと耳にしたりするが、これは彼らが日常生活の中で対人関係の耐性が低くなっていることも背景にあげられる。
◆ 多くの高齢者は老齢期に関わる相手を自分で取捨選択できる暮らしに変わる。
自分が好まない人や、耳に痛いことを言う相手を拒否あるいは遠ざて生きていける環境が整う。その上で高齢になるほど自ずと、 年上より年下の相手と接する機会が多くなり、店員や医療従事者など周囲からも大切に扱われる頻度が増していく。
◆ コミュニケーション能力は、筋力や記憶力と同様に常日頃から適度なエクササイズが必要で、長く使わずにいると他の身体能力と同じにどんどん衰えていく。
相手との距離感や会話の精度、勘所も狂いがちになり人によっては相手に失礼な内容なども見当つきかねる。口を利く相手がいても挨拶と天気の話題のような当たり障りのない簡単な会話に終始していると負荷のかかる会話への耐性が徐々に低くなっていく。 このため相手から少しでも気に障る発言をされようものなら一気に外へ出てしまう。
◆傍目からは他愛のない会話であっても、何らかの拍子に感情が爆発してしまいがちになる。
ためていた感情の水ふうせんが刺激によって揺らぎ、何気ない言葉が針りとなって突き刺さた途端、制御できず、一気に爆発してしまうのだ。 現役時代に大勢の部下を率いていた人でも決して例外ではない。
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私も、脳卒中後遺障害の「感情障害」わずかですが、残っています。注意します。
今、週一で通っているデイケアでの若いスタッフとのお喋りも、メリットはありそうです。
それじゃ~また。
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