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リハビリ“Plan・Do・See”のサイクルが回らない。 [リハビリ、入院・通所]

 


プロ・スポーツの世界では、指導者と呼ばれる監督や ヘッドコーチは 練習メニューを考えることが不可欠です。 全体のメニューを考える とともに個別の選手のメニューを考えることも必要になります。現役時代、いくら名選手だったとはいえ練習メニューが作れなければ、ただ単なる 解説者で指導者にはなれません。


 

練習メニューを作りチーム力を上げるためには、よく言われるように「Plan ・Do ・See (check)」のサイクルを回すことが必要です。



 

 


 

◆<Plan>・・・目標を設定し、弱点を克服する為の練習メニューをつくる。


 

◆ <Do> ・・・実際に練習を実施し、試合に臨む。


 


◆<See ・Check>・・・記録を取り、現状を観察し、弱点を抽出して、その原因を特定する。





脳卒中慢性期のリハビリにもこれは欠かせません。ですが現実にリハビリ室で指導を受けるとチェックつまり現状の歩行などを分析して欠点を指摘する段階だけに止まってしまうのです。


 

それ以降のリハビリプランを立て、そしてそれを実際に実行して、さらにまたチェックをかけてプランを再検討しブラシュアップ(磨き上げ)が行われないのです。これでは大きな効果を上げることはできません 。


 

慢性期でリ・コンデショニング入院した知人達も入院中リハビリメニューの提案を受けた人は皆無でした。


計画といってもPT(理学療法士)はせいぜい、計画書を小声で読み上げ、サインを下さいと依頼するだけです。そこには具体的な目標もリハビリメニューも記されていません。


 

欠点を指摘するだけでなく、それを修正できるリハビリメニューを考えてこそ指導者だと思うのです。


私の場合は、足が真っ直ぐに前に出ず、ぶん回し気味の歩行になります。これは膝を曲げられないのと足首の背屈ができないのが原因と考えられます。そのため昨年よりトレッドミルトレーニングを取り入れ、また新たにプールでの歩行を始めました。


 


欠点を単に指摘するだけでなく、原因を推定し、その改善リハビリ方法を提案し指導できてこそプロだと思うのですが、皆さんはどう思われますか。


 


それじゃ~また。


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