ネタづくりをどうするのか(2)入力人間と出力人間 [その他(ブログ等)]
私は、人には「入力型の人間」と、「出力型の人間」の二種類がいると思います。
入力型の人間は 知識をどんどん溜め込んでいく人です 。そして何でも批判する評論家タイプです。
例えば学校の先生 研究者などにもこんな人が多くいます どちらかといえば学校の勉強が得意だった古いインテリ・タイプです。他にも 国家公務員や大企業の管理職にも多くいると思います。
もう一つは出力型です 。このタイプはとにかく出力を必要とする様な仕事についてる人間です。 例えば漫画家 、芸術家、 雑誌の編集者、 起業家などです。
学校の勉強が抜群に得意なタイプではないですが、感受性や直感力が鋭く、精力的で短期間に記事や作品、商品を生み出しています。
ところで、 昔から 入力の多さが出力に繋がらないとことはよく言われてることです。
ベストセラー「思考の整理学」で外山滋比古氏は知識の量が増大して一定の限度を超すと飽和状態に達する「収穫逓減(ていげん)の法則」を主張しています。
この中で、一生懸命知識を習得し、 20年30年一つのことに打ち込んでいる人が、その割には目覚ましい成果を上げないことが多くあると指摘します。
このため、古来から有名な三上・山中・三多(※1)などの出力を得るための様々な方法を紹介しています。
他にも、 カードに置き換えてみる、 周りの人にしゃべる。 一旦寝てしまう。捨てる。等々様々な知的生産技術を提言しています。
常にネタをパクる人で、「論文読んで勉強してね」と他人を批判する人がいますが、その思考だからネタが生み出せないのです。
ネタを得るためには、知識をため込む限界を知って、自分なりの出力する技術・方法を工夫しなければならないのです。
山中・・・無我夢中、散歩中、入浴中
三多・・・多くの本を読むこと、多く文を作ること、多く推敲すること
追伸:ブログを文字通り日記とお考えの方は多いと思いますが、私の場合は、限定して考えていません。
むしろ、主にテーマに沿ったネタを披露する場と考えています。その前提でこのシリーズも書いています。
それじゃ~続きはまた