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文書術(3)文章のみがき方 辰濃 和夫

 

文章のみがき方 辰濃 和夫

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文章のみがき方 (岩波新書)

文章のみがき方 (岩波新書)

  • 作者: 辰濃 和男
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2007/10/19
  • メディア: 新書

■小さな発見を重ねる(向田邦子)

「どんなことでもいい。毎日何かしら発見をして『へえ、なるほどなあ』と感心して面白がって働くと、努力も楽しみの方に組み込むことが出来るように思う」


■肩の力を抜く (宇野千代)


・なんでもいいから書く

・間違っても「うまいこと書いてやろう」「人の度肝を抜くようなことを書いてやろう」などと思ってはいけない

・最小 限度の単純な言葉で、あなたの目に見えたこと、あなたの耳に聞こえたこと、あなたの心に浮かんだことを書く。素直に単純にそのままを書く。


■わかりやすく書く 辰濃和夫

1.自分がどうしても伝えたいこと自分の思い自分の考えをはっきりさせること

2.そのことを単純な文章で書いてみる。難しい言葉を使わない。

3.書いたものを誰かに読んでもらい、感想を聞かせてもらう。

4.そのうちに、自分が自分の文章の読み手になり、自分の文章がわかりやすいかどうかを評価することができるようになる。

5. 何回も書き直しさらに書き直す。

 

■推敲 辰濃和夫

 

・一読して主題(あなたがこのことを伝えたいと思っていること)がはっきりと浮かび上がってくるかどうか。

・過剰な表現がないか。文章に湿り気が多すぎないだろうか。もっとは乾かした方がいいのでないか

・結びの文章のおさまりがいいかどうか。


■ 坂口安吾

小説というものは批評でも同じことだが、文章というものが消えてなくなるような性質や仕組みが必要でないかね。 大岡昇平三島由紀夫の書いたものはよく行き届いていて敬服すべき文章ではあるが、どこまで読んでも文章がつきまとってくる感じで小説よりも文章が濃すぎるオモムキがありますよ。物語が浮き上がって、文章は底へ沈んで失われる必要があるんでしょう。


■ 今は名詞が多すぎる。そして動詞が少なすぎる(長田弘)

 昔は、歩く、汲む、引く、運ぶ、削る、炊くという動詞が身近にありましたが、 歩きが車になり、井戸が水道になり、ナイフが鉛筆削りになり、 まきが瞬間湯沸かし器になり、たくさんの動詞は日常の暮らしから姿を消して行きました。


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私の好きな向田邦子、 坂口安吾、長田弘の面々も登場しています。特に坂口安吾の洞察の深さは驚愕です。さすが「堕落論」の眼力です。

詩人長田弘も、さりげないが本当に鋭い!

 

 

それじゃ~続きはまた

 

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