お金奮戦記(その3)離婚して生活保護うけるしかないねえ~ [脳卒中で廃業から、老後資金作り]
回復期病棟で、こんな話をどこからともなく聞いた。
『後遺障害が重く仕事への復帰はほぼ絶望的。職人仕事で自営業の一人親方。その妻の相談に、ある看護師の方が「離婚しかないねえ。それから生活保護の申請」と答えたというのです。』
驚いた。ただ、真意は定かではないがありえる話だなぁとも思った。やはり、最悪そこまで覚悟しなければならないのかもしれない。
国民年金の加入者の障害年金である障害基礎年金は1級でも月額8万円あまり、これでは到底生活できない。それで離婚して奥さんが生活保護等の助成を受け取るアドバイスだそうだ。
これって法的にギリギリセーフなのか!?そうなると元(?)妻に日常生活が自立できるまで介護に通ってもらうのか!?
正直、私も一瞬考えたが、装具と杖で何とか歩けるようになって、自力やれるだけやってみようという気になっていた。
そうとなれば、いつまでももこうしているわけに行かない。
私は担当リハビリ医に申し出て、予定より1か月早く退院することにした。
会社の決算期が直前に迫っており、また自分が働かなければ、一円の収入もないわけだから、無理くりにでも働き始めるつもりだった。
幸い何人かの顧客が見舞いに来てくれ、早く再開してほしいと言ってくれてもいた。とりあえずこの顧客に限定し、仕事範囲を大幅に縮小しを再開するつもりだった。これで最低限の生活費は稼ぐことができるかもしれない。
それじゃ~また