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◆パンツをはいたままで、なぜいけないのか?! [リハビリ、入院・通所]


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リハビリ入院の度に繰り返される裸での入浴審査。


毎年リハビリ入院してるのにも関わらず、毎回入院初日はこれ。

素っ裸になって実際に体を洗ってるところを 看護師に見られる。


私は年の頃二十歳過ぎの女性看護師に、性器やおしりの●洗っている所まで みられた。病気しての最大の屈辱だった。


友人は、10年以上同じ病院で、毎年ボツリヌスを打った後でリハビリ入院する。


そして、ついに切れた。 


どうして毎回素っ裸にならなければいけないのだ!

パンツをはいたままで、なぜいけないのか

 



 ◆規則ですから


と冷たく言い放つ女性看護師。


体の状態悪くなってるなら 別だけれども 、一年前と同じ状態なら審査する必要があるのか。書類残ってるやろ!


 百歩譲って 審査する必要があるとしても、 すっぱだかになる必要があるのか 


もう少し臨機応変、柔軟に対応することができないのだろうか。



あなたがたは、患者の屈辱を感じとれないのか?!


いじめを受けている生徒の気持ちがわからない先生、患者の気持ちがわからない看護師。いったい誰を相手に仕事しているのか。

 

◆確かに、セクハラ、暴力などひどい患者もいるだろう。でも長年社会の荒波を乗り越えて来た良識ある患者は多くいる。人として多少のリスペクトは持つべきだろう(怒)

 


 それじゃ~また
 
 
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同病の三本松のおじさんの一言


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共通テーマ:健康

「聞く力」が大切だった [リハビリ、入院・通所]

 

 

 

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◆私は、男であってもよく喋ることがコミュニケーションのためには必要だと思っていました。が、それだけでないことが今回の入院でよくわかりました。コミュニケーションのためには、人の話が聞くことが最も大事なのです。


◆同室の入院患者の方の中に、気さくでよくしゃべるご老人がおられました。

 

何度も話していて気付いたのですが、この老人、喋るのは自分のことだけ。よく喋る男性は確かに貴重ですが、でも自分のことばかりペラペラ喋っているだけ。


◆その経験が豊かであればいいのですが、小さな世界の狭い経験だけ。結局、何度も同じ話を繰り返しているだけ(ブログ村にもおられます、こんな人)。

 

たまに、申し訳程度に相手に質問しますが、そのことを受けて新しい展開には話を持っていけない。これではコミュニケーションは取れません。


◆今回、思いがけないことに、私はお二人の方から「メガネさんは、本当に喋りやすい人だ」と言われました。


◆一人は、脳卒中片麻痺となった後に作家を目指し奮闘されているKさん。

 

◆もう一人は、退院も終盤にさしかかってから隣のベッドに入院されてきたYさん。

 

普段人懐っこい笑顔の方なのですが、時に恐ろしく眼光鋭い。どうもかって裏社会の人だったようなのです。しかもかなり大物だったようなのです。

 

今回、個室が空いていなかったと言う事で同室になりました。

 

◆このお二人の方々とは、直ぐに意気投合(?)して、本当によく話をしました。もう互いの生い立ちまで知っています。


お二人とも非常に社会経験豊富で話にユーモアがあって実に面白い。それだけでなく相手の話もじっくり聞かれるのです。一方的に自分のことを喋るだけではありません。

 

◆「メガネさんみたいな人は、奥さんが相当苦労されたと思います」

 

「う~・・・・(背中に立派な彫りものしょったあんたが言うか!?)」

 

笑いながらもずばりと核心を指摘もされる。

 

◆私は一見出来損ないの地方公務員くらいにしか見えないのですが、この方たちは観察力が非常に鋭い。

 

別の意味で恐い人たちです。ふとしたしぐさや会話から非常に多くの事を感じ取られるようなのです。


◆お二人とも冗談言いながら看護師さんとのコミュニケーションもうまくとられます。

 

何より気さくで上から目線での物言いがないのです(本当ですよ!)正に人間力だけで環境に適応しようとされています。



◆お二人からは「聞く力」の大切さ等様々なこと教えていただきました。そして「こんな話しやすい人初めてだ」とほめていただけたのは、大きな自信になりました。

 

それじゃ~また。

 
 
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同病の三本松のおじさんの一言


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共通テーマ:健康

長年連れ添った夫婦の魅力 [リハビリ、入院・通所]

 


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◆私はリハビリで度々入院するようになって、高齢の男たちの日常生活における無能さにびっくりしました。

 

入院中の日常生活の何でもかんでも看護師か、見舞いに来る女房に頼りきりになる。歯磨きは自分でしても、自分の湯呑や箸など一切洗おうとしない。

 

同室の者に挨拶する等のコミュニケーションさえ取れない。ただ、ボーとテレビを見ているだけ。世話してくれる看護師等とも世間話もしない。

 

◆次に女房が、何時見舞いにきてくれるのか、それが何時も気にかかる。

 

女房が病院に来れば来たで、今度は帰るのをひどく嫌がる。



こんなつまらん男には、愛想も尽きるやろと、僭越ながら思うのですが、古女房の方は、これが甲斐甲斐しいのです。

 

◆九十歳のおじいちゃんを同年代のおばあちゃんが毎日見舞いに来て、甲斐甲斐しく世話をする。

 

おばあちゃんの耳が遠く、お爺ちゃんは、すぐいらいらしてケンカしているように大声になるのですが、それでも、しばらくすると笑い合っている。

 

◆もう少し年齢は下がりますが、同室のもう2組は70代のご夫婦です。こちらも似たり寄ったり、入院生活で何にもしない夫と、甲斐甲斐しく世話をやく妻の組み合わせ。

 

◆こんな夫婦を毎日見ていると、私はだんだん感心することが多くなってきました。

 

男は高齢になって子供のようになっているが、女性は、変わりなく母性本能を発揮する。

 

そこに長年連れ添ってきた夫婦の独特の味というか魅力が生まれている。

 

◆私も徐々に、女性の母性本能の素晴らしさを感じ、最後は、感動すら覚えるようになりました。

 

まともに話もできない夫に変わり、私の顔を見かけると、きちんと挨拶してくれ、世間話もするようになりましたが、夫に対する優しい気持ちが伝わってくる。

 

◆今の世の中、不倫不倫と花盛りで、恋愛至上主義のような感じですけど、長年連れ添ってきた夫婦の年月には何とも言えない落ち着いた味がある。

 

人生、惚れた腫れたより大切なものがある。そんな気がしてくるのです。

 

 

それじゃ~また

 
 
 
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同病の三本松のおじさんの一言


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おそうじオバチャンからの怪しい相談 [リハビリ、入院・通所]

 

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◆ある時、仲良しのお掃除おばちゃんが「私、あんたに相談したいことがあるねん。昼休みに病室行ってもいいか」と言うことで、早速缶コーヒーを持ってやってきました


◆「これ私の友達からの相談事なんやけど、友達の主人はあんたと同じ病気なんや。

それはええとしてな、病院のある看護師さんと、えらく仲が良くなってるらしくて、友達は浮気を疑っているんや。」


「友達とはもう2年位、あっちの関係はないそうなんやって。この病気でもあっちは問題ないんか?」


「この病院、同じ病気の人多いけど、こんなことあんた以外には相談でけへん。それにあんた看護師さんとものすごく仲いいから、相談するには一番いいと思って」


「そらな、病気してから、あっちの方は正直多少は弱くなっているで、毎日は無理だけど、週に1度ぐらいやったら俺は大丈夫や!」とここは多少見えを張って答えました(笑)


「あんたの自慢話は、どうでもいい!」(爆)


「だけど浮気はしてないやろ。もし浮気してるなら病院では知らんぷりしてて、外で会うはずや」


そう言うと安心して帰っていきました。私にもお掃除おばちゃんの役に立つようなことがあったんです。

 

それじゃ~また

 
 
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【追記 現在のトラ男さん】 不幸の裏にこそ、人生を心豊かにする要素がある不思議 [リハビリ、入院・通所]



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◆7年後のことです。
このシリーズを書き始めるにあたり、トラ男さんの近況を知りたくて久しぶりに電話しました。

◆トラ男さん、奥さんは苦戦中でした。前の年秋にトラ男さんは腸閉塞で手術されたそうで、今も体調はすぐれないとのことで、一人で介護する奥さんは相変わらずきつそうでした。

奥さんの話を長々お聞きした後、トラ男さんが電話に出てくれました。私がいろいろしゃべりかけると、以前と同じようにトラ男さんは「あー」「うー」と嬉しそうに答えてくれました。
 

◆「じゃ、また」と言って私が電話を切ろうとした時です。
 
あ・り・が・と・う」とトラ男さんが言ったのです。突然のことに驚いて言葉がでない私に向かって、また「あ・り・が・と・う」とゆっくり繰り返したのです。7年間で初めて聞いたトラ男さんの言葉でした。

◆トラ男さんの回復程度が早いのか遅いのか私にはわかりません。ただ「ありがとう」はこちらです。

「トラ男さんありがとう」この病気の後遺症はつらいけど、この病気になったからこそトラ男さんとも知り合えた。だからこんな感動的な言葉を聞くこともできた。
 

◆確かに失業や病気はつらい体験です。しかし、そこにこそ人生を心豊かにする何かも含まれている。そんな気がします。

不幸の裏にこそ、人生を心豊かにする要素がある不思議です。
 
 

 

◆「障害者は幸福だと感じる人の割合が高い 」というアンケート結果を、どこかで読みました。


我々は病気をした分「幸せを感じる力(これを、私はこれから「幸感力」と呼びます)」が強力になっているのでしょう。


片麻痺障害者の「幸感力」については、このブログの一つのテーマとしてこれからも考えていきたいと思います。
 

これで終わります。読み続けて下さり本当にありがとうございました。
 
 
 
 
 
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同病の三本松のおじさんの一言


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