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回復病棟、夢枕の曲はこれだった! 【ちあきなおみ - 花吹雪】 [映画・音楽・美術]

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驚きました!!


私が見た「ちあきさんの夢」のことを前回記事にしました。その後、ちあきさんの歌を紹介するためにYou-tubeで曲を探していて、この動画を偶然見つけました。


ちあきさんが、夢で私に歌ってくれたシーン。この「花吹雪」を歌うシーンと本当にそっくりなのです。

歌詞は全く覚えていないのですが、透明で澄んで声が、この曲に一番近い。それだけでなくドレス、顔の表情も、この動画に驚くほど似ているのです。


私、かろうじてこの曲は知っていましたが、ヒットした曲でもないし、好きな部類の曲でもなかっただけに印象には殆ど残っていません。もちろん、聞いていたCDの中にこの曲は入っていません。


脳の底深くに眠っていたTVの歌番組の記憶が、脳損傷とその回復の過程で、ちあきさんの歌を聞いたことで、呼び出されたのでしょうか。いつのTV番組か?見たことさえ全く覚えていないのですが・・。



それからこの動画を、繰り返し、繰り返し何度も見ていますが、見れば見るほど、似ているのです。あの時の衝撃や感動がよみがえります。「つらいだろうけど、頑張ってね」確かにちあきさんは、私にそう言ったのです。
別れと旅立ちの唄。当時の私と、少し状況も似ている気もします。
それじゃ~また

同病の三本松のおじさんの一言


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白い道 親鸞 [映画・音楽・美術]

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◆映画「白い道」を レンタル落ちした DVD で観た。 親鸞の流転の時期を素材に俳優の 三國連太郎 が小説を書き、それを自身で監督し映画化したものである。


1987年とあるので三十数年前の古い映画である。第10回カンヌ映画祭審査委員賞とあるが、国内で大きな話題とならず、逆に解りにくい暗い映画として観客の評価は低かった様に思う。


◆私は 車 一人旅で、浄土真宗の門徒が起こした一揆(一向一揆)の跡を訪れることも多い。


法然、親鸞を祖とする浄土真宗は、それまでの貴族や武将の貴族仏教でなく、庶民(農民、漁民、下級武士等)の宗派である。そして支配者に対する一揆を戦国時代から江戸時代後期まで全国各地で起こした。



◆新聞記者として宗教記事を多く書いた作家・司馬遼太郎氏は、浄土真宗・親鸞の教えを次の様に解説している(街道をゆく<27>)


親鸞は、 阿弥陀如来を キリスト教の神に似た 絶対者としている。

ただ キリスト教は神が父権的で、人間への裁断者という性格を持っているのに対し、 阿弥陀如来は母性的で、 所詮人間の多くは悪人(聖性を得る能力を持たない存在)であるとし、それでも見捨てず救う。


人間は宇宙の意志 (その本質は慈悲)よって平等に生かされている。 そして平等に死ぬ。死んでも地獄・極楽 という不平等はない。


これは「人は、宇宙の意思を超えた宗教的超人にはなりえぬ」という認識も踏まえている。

 


◆親鸞が言った「善人なおもって往生を遂ぐ いわんや悪人をや」の意味は、仏教を学んだことのない私には難しいが、

 

大部分の人間(悪人)は、生きるために殺生し、本能に従い妻帯もし子もなす。一方で、厳しい暮らしに追われ自力で悟ることは難しい。

 

しかし、他力(阿弥陀如来の慈悲)によって救われる。

 

そういうことなのだろうと解釈している。



 

 
 
それじゃ~また
 
 
 
 
 
 
 

同病の三本松のおじさんの一言


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夢のシーンはこれだった!/花吹雪 [映画・音楽・美術]


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本当に、驚きました!!



私が見た「ちあきさんの夢」のことを前回記事にしました。退院後2年も経った頃でしょうか、ブログで、ちあきさんの歌を紹介するためにYou-tubeで曲を探していて、動画を偶然見つけました。


ちあきさんが、夢で私に歌ってくれたシーン。この「花吹雪」を歌うシーンと本当にそっくりなのです


当時、歌詞やメロディーは、はっきり聞こえなかったのですが、透明で澄んで声が、この曲に一番近い。それだけでなくドレス、顔の表情も、この動画に驚くほど似ているのです。


私、かろうじてこの曲は知っていましたが、ヒットした曲でもないし、好きな部類の曲でもなかっただけに印象には殆ど残っていません。もちろん、聞いていたCDの中にこの曲は入っていません。


脳の底深くに眠っていたTVの歌番組の記憶が、脳損傷とその回復の過程で、ちあきさんの歌を聞いたことで、呼び出されたのでしょうか。いつのTV番組か?見たことさえ全く覚えていないのですが・・。




それから動画を、繰り返し、繰り返し何度も見ていますが、見れば見るほど、似ているのです。あの時の衝撃や感動がよみがえります。



「つらいだろうけど、頑張ってね」確かにちあきさんは、私にそう言ったのです。



別れと旅立ちの唄。当時の私と、少し状況も似ている気もします。



それじゃ~また


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回復期病棟の夢枕/ ちあきなおみさん  [映画・音楽・美術]


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回復期病棟のある真夜中、ふっと目覚めると引退したはずのちあきさんが私のベッドのそばに、立っていました。

二十歳のころ紅白歌合戦で「夜へ急ぐ人」を聞いて以来、私、ちあきなおみさんの強烈なファンになりました。シャンソン、ジャズ、ファドなど感情豊かな外国の歌のカバーも本当にいいのです。

脳卒中で倒れた後の回復期病棟に、
女房が、私を励まそうと、ちあきさんのCD持ってきてくれました。
それを、リハビリのあと毎日聞いてたのです。
 

ある夜中、ちあきさんが、青いドレス姿でマイク持って立っていたのです。

「あれ!? ちあきさん引退したんじゃ・・」

「あなたの為に一曲だけ歌います」

そう言って歌いだしました。


歌い終わると、静かに


「つらいだろうけど、頑張ってね」

と言ってくれたのです。



夢から覚めて、はて?その曲が何だったのか、さっぱり思い出せないのです。

実は、歌詞もメロディーも正確には聞きとれなかったのです。ただ、透明な歌声だけが印象に残っています。


早速、リハビリ仲間に、この話をすると、みんな大笑いするのです。また冗談が始まったといった感じです。

でも、この夢で私はものすごく励まされ、実際に元気になりました。なにか吹っ切れたような気持ちになれたのです。

それじゃ~また











同病の三本松のおじさんの一言


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