京都花園の法金剛院へ行って、800年前の西行の思いに浸って来ましたきました。 [その他(ブログ等)]
▼京都花園に行ってきました。 |
花園は京都の西、双ヶ岡(ならびがおか)という小さな山(丘)が並んだ場所にあります。このさらに西が嵯峨野・嵐山です。
▼京都中心部から比較的近くで山の自然が感じられる場所です。それは平安時代でも一緒で、平安貴族等多くの人が出家した後に移り住んでいます。
|
▼今回は私の好きな西行の歌の話です。
西行と言えば双ヶ岡(ならびがおか)のふもとの法金剛院(左の写真下)。
なぜなら、西行が生涯通し恋しく思った相手「待賢門院 璋子(たいけんもんいん たまこ)」が住んでいたのが法金剛院だからです。
|
▼璋子が亡くなった後、ここに来て詠んだ歌がこの歌です。
いにしへを 恋ふる涙の 色に似て 袂に散るは 紅葉なりけり
▼わたしの解釈はストレートに、
「昔の恋を思い出して懐かしんでいる自分の涙の色に、袂(たもと)に落ちる紅葉が似ている」です。
「涙が落ちる」と「葉が落ちる」とを結びつけることは誰しもあると思うのですが、西行はさらに紅葉の色と自分の涙の色とを結び付けている。何たる激しさ、「紅の涙」ですよ!
|
|
▼所で、私達片麻痺障害者やその家族が流した涙も無色透明だとは決して思えません。
やはり西行の涙と近い濃い落葉の色だと私は感じます。そんなわけで、上の写真を、私のプロフィル写真にも使っています(石ガエルは私の様に飛べないカエルです)
▼歴史を知る魅力とは別に、歴史上の人物の詠んだ歌を知ると、その人の思いが今の自分にもダイレクトに伝わってきます。
800年も前に生きた西行の気持ちが今の自分にも伝わってくる。これが和歌を読む最大の魅力だと私は思います。
|
それじゃ~また |
恐縮ですが下の にほんブログ村 の文字をぽっちと・クリック下されば励みになります。
|
■□ 不思議な縁に驚きました!
つい最近、我が地区の風土記が編さんされました。そこに書かれていた記述によると、
私が今住んでいる集落は、かって法金剛院に待賢門院 璋子(たいけんもんいん たまこ)が差し出した荘園だったことが判明。何とも不思議な気分です。
|
【同病の三本松のおじさんの一言】
西行は当時頭角を現しつつあったいわば親衛隊のエリート、北面の武士。歌会の席で待賢門院をひそかに仰ぎみていてたのでしょうか?
【返信】
待賢門院の館の警備をし、高野詣でなど旅のお付きもしていたようです。ただならぬ関係があったと推測される歌があったように思います。僧籍であれば、よりお近付の機会も得られると思い出家したとの説があります。
|
やがて来る困難「ゴミ出し」は切実な問題です! [その他(ブログ等)]
◆今回のテーマは「ゴミ出し」です
我々障害者は高齢となった時のゴミ出しは切実な問題です。
◆義父は70歳で脳梗塞右片麻痺になりました。一人暮らしをしています。当初後遺症は比較的軽く車の運転、料理とこなしていたのですが、最近非常に衰えが目立つようになってきました。幸い我が家とは車で5分、長女である妻が生活の一部支援を(介護)をしています。
◆最近の一番の困りごとは、義父の「ゴミ出し」が困難になったことです。義父は後遺症で頻尿が続いており「おしめ」が欠かせませんので、ゴミ出しは一層切実な問題なのです。
◆妻が頻繁に訪問し、ゴミを持って帰ってきて、我が家の分と一緒にして出しています。
万一、妻が病気にでもなれば、私も義父も困り果ててしまいます。
◆それで私は、スーパーマーケットにあるカートを個人で購入して、これに積んでゴミを出そうと策を練っています。
【関連記事】 マイお買い物カート
◆個人の困難を「隣組単位の小さな区域でコミニケーションを図る」ことや、さらに「行政のゴミ支援制度で支える」など様々な考えもあるようで、今後に期待されます。
それじゃ~また
|
|
|
|
突然妻が首を絞めてきた(笑) [その他(ブログ等)]
新聞を読んでいた妻が、突然私の首を絞めてきた。 その記事がこれ(神戸新聞1月23日、イイミミ欄)
いくらなんでも、わたしゃ、ここまでひどくないで~ 男性の皆さんお気をつけあそばせ!!
それじゃ~また
|
|
|
|
お掃除おばちゃんと大衆演劇 [その他(ブログ等)]
お掃除おばちゃんと大衆演劇
私はリハビリ入院でお掃除のおばちゃんと仲良くなりました。 この人典型的な大阪のおばちゃんです。 「私、大阪の人間やからガラ悪いねん」と堂々と公言しています。 私が、タブレットでブログ記事を書いていると、 「また、そんなお金にならんことしとるんか!たまにはお金になることしいや!」もう私のこと良く知っているのです。
たまたま趣味の話しになりました。 「私の趣味は大衆演劇や!20年になる。今は、30歳の男の役者のおっかけや」
「お捻り(今は「お華」と呼ぶそうです)は当然や!それに年1回着物を作るのがたのしみで、ワクワクするんや」「そんなん当然その役者の着物や!値段?40万くらいやないか」 「もしかして掃除の給与、全部そっちに流れとるんやないか?」
「そうかもしれんなあ~」 「それやったらおれとやっとることかわらんで~」 「ほんまやなあ~。ワツハツハー」
「それでも年一回は一緒に食事できるんや!」 「おばちゃんが、カネだしてやろ」 もう話が止まりません。
「たまには俺にも着物買うてくれや」 「着物買うたら踊るんか!?」 「当たり前や、そん時は杖を刀に持ち替えて踊ったるがな~」 「ワツハツハー」 私はこんな大阪のおばちゃんが大好きです。入院時の楽しい時間です。
|
|
それじゃ~また。 | |
|
|