警察で始末書を書きました <駐車禁止除外指定の再申請> [障害者の車運転]
旧来の標章 |
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「 駐車禁止除外指定車標章」は、これを表示していると、駐禁道路で取り締まり対象外となるものです。10年くらい前、大阪などで不正使用が大問題となっていました。
私が、片麻痺障害者となって最初に申請したのは2012年です。その時、有効期限は3年です。ですが、実際に利用することはありませんでした。
それにこの当時は、あくまで自分の車とセット・ひも付きでの許可でになっていました。レンタカーなどを運転した場合はダメだったのです。私はその後、2台車を買い換えました。
それでもう完全に無効だろうと思っていたのですが、警察によると2年前までは、まだ有効だったそうです・・・??
担当官と30分ほど色々なやり取りをした後で、結局、紛失したということで始末書を書き、それで再発行申請が認められました(ヤレヤレ)
新しい標章 |
今回再発行を申請した理由ですが、私はこれが県内限定だと勝手に思い込んでいたのですが、「県外でも有効なはず」と、ふれあい駐車利用券の申請に行った際に県の担当者がアドバイスくれたのです。
それなら、全国を回る車旅には強力な武器になると、再申請することにしたのです。
それに、法改正があり自分の車とセットになってるんじゃなくて、障害者とセットになったのです。ですからレンタカーであろうと、知人の車であろうと障害者の自分が乗っていればOKです。この点は従来よりはかなり使い勝手が良くなっています。
運転者の連絡先/用務先 |
連絡先/用務先は 、上のようなものをネットで見かけました。用務先が特定できれば、そこを記入するのが望ましいでしょうけれど、旅の場合、不特定ですので、上記を利用するつもりです。
(注意)一度、「駐車禁止除外指定車標章」をもらった人はその有効期限が切れたと言っても私の様に勝手に処分してはいけません。大切に保管しておいてください。再申請の際に必要になります。
それじゃ~また
安全運転寿命を延ばすレッスン(2)視力と体幹 [障害者の車運転]
その他にも眼筋トレーニングの方法が書かれています。
4.運転に必要な体幹を鍛える
【誰でも速く走れる骨ストレッチ 松村卓著より抜粋】
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松田さんは45歳で自動車レース直前の練習中に時速380 km でスピンし大けがを負われた。そのリハビリを通して運転における体幹の重要性を認識されたそうです。
私も、片麻痺になって運転を再開した当初、カーブで体がブレて恐怖を味わいました。これが修正されるのに3年ぐらいかかったと思います。
幸い毎日歩行リハビリを続けていたこと、上記の「身体をひねる肩甲骨ストレッチ」を取り入れたことでで、体幹も鍛えられていたと思います。
特に、片麻痺だと肩甲骨が固まり、車をバックする時、体をひねっての後方確認がしにくくなりますが、この肩甲骨ストレッチを続けたことで、かなり改善されました。
松田さん本でも体幹を鍛える様々なトレーニング方法が紹介されています。 体幹を鍛えることによって正しい運転姿勢を保ち、アクセルブレーキ等の操作も容易になり誤操作も防止になるということです。
最後に高齢者になったからといって運転を学び、訓練しなくていいということでなく、華麗(加齢)なる運転を続け、安全運転寿命を延ばすために、心身の衰えを受け止め、学び、訓練を続けたいと思います。
安全運転寿命を延ばすレッスン(1)「自分を善人と過信しない」「予知と伝達」 [障害者の車運転]
雑誌で紹介されていたこの本の題名に惹かれ、すぐ手に取りました。
著者は60歳を超えても現役レーサーであり、お坊さんでもある松田秀士さんです。
中途障害者にとって、車の運転は大きな問題です。
交通の便の良い都会での暮らしなら免許自主返納も考えられますが、私の様に地方暮らしだと、車がなければスーパーにも病院にも行けない。
しかし、適性検査に合格し免許を維持していても、長年の時の経過とともに、障害と高齢という二重苦による衰えは不可避です。新聞等で話題の誤操作による人身事故などは何としても回避しなければなりません。
この問題をどう乗り越えるかが、QOL(生活の質)の維持に非常に大切になります。これができなければ、私の場合は即施設行きです。
それでは、この本の内容を、私なりの解釈しご紹介します。
1.運転している自分が善人であると過信しないこと
よく運転時には人柄が変わってしまうということを言います。普段おとなしい人が運転中にはついカッとなって強引な運転をしてしまう。
それに加えて一般的に高齢になることで柔軟性を失くし頑固になっていく。さらに長い間運転していた自信といったものもあるでしょう
ですから「自分はいつも善人であり、いくつになっても冷静沈着に運転できる」といった過信を持つ。
長年運転を続けてきて安全運転を心がけてきているから大丈夫だと安心しないことが重要です。高齢になれば運転に関してメンタルも劣化することを強く意識しておくこと。これが大切です。
2.「予知ー>認知ー>判断ー>伝達ー>操作」の適正なサイクルを回す
自動車の運転は、通常、「認知ー>判断ー>操作」を常に繰り返している状態ですけれども、高齢者の事故を回避するために、さらに二つの要素を加えることが非常に重要です。
その一つが認知の前の「予知」です。もう一つは「伝達」という要素です。
高齢者や中途障害者はそれなりの運転歴を持っていると思います。この強みを生かすということでしょう。絶えず次を予測して、リスクに備える。
私も脳卒中で片手運転で、とっさの対応に自信がない分、飛び出し等次を予知することを常に心がけるようになりました。
もう一つの「伝達」ですが、高齢者(四つ葉)マークの車でウインカーウインカーを出さずに車線変更を行うドライバーを日常的に目にします。私の地方では、車線変更し止まってから、おもむろにウインカーをだす軽自動車を頻繁に目撃します。
『日々自動車を運転していたとしてもただ漫然と走り回っているうちは「慣れ」は、あっても「学び」はありません。運転を通して様々な経験値を積み重ねていくことことこそが運転者として成熟するための近道なのです』
『高齢者になって「今更さら」ではなく「今から」でも取り組むことが,華麗(加齢)なる運転への心がけです」』
安全運転寿命を延ばすレッスン: 最愛カーライフをいつまでも!
- 作者: 秀士, 松田
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2020/12/09
- メディア: 単行本
それじゃ~続きはまた
障害者割引、高速道路不正利用とは情けない [障害者の車運転]
【神戸新聞2019年7月31日】 |
あー情けない!こんなことするから他の障害者も疑われることになる。
障害者駐車場を健常者が不正に利用することは、頻繁にあることですが、障害者手帳を不正に書き換え、高速代金の割引を受けていたとは。しかも10年間で、千回です。確かに神戸の北のハズレ、家族で暮らしていれば、車は複数必要でしょうが、この人は中古車販売業で、業務で使っていたとあります。
私も、ここからさらに北の田舎暮らしですので、車は一人一台必要です。ですから家に何台か車があるのが当たり前で、私は2台所有し、女房と私で使用しています。どちらも「私名義」です。
市外には、普段女房が乗ることの多いN-BOXを使って出かけることが多いので、障害者割引、ETC、自動車税の免除は、すべてこのN-BOXで受けています。
公園リハビリ散歩など、市内はもう一台のタントで出かけることが多いのです。
両方とも私が運転するのだから、タントにも障害者割引が適用されれば、いいなと思うのですが、仕方ありません。ごくたまにタントで短区間、高速道を利用するのですがこの場合は普通料金です。
こんな犯罪は許されないでしょう。同じ地域に住む障害者として残念で仕方ありません。
それじゃ~また
車イスマークの迷惑駐車(2) 平気で不正する人たち [障害者の車運転]
それは私が住んでいる地方の新聞に記載された読者の声です。内容を要約しますと
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ある日、足に障害のある私は、車を運転し病院に行き、障害者用駐車場が空いていればと近づいた所、その前に一台の車イスマークを付けた車が、何やら駐車場の管理人と話した後、障害者駐車場に駐車した。
そこから降りてきたのは、どっから見ても元気そうな人で、その人はそのまま管理人に近づき、缶コーヒーをポケットに差し入れた。
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投稿者の住所等からすぐこの病院が分かり、管理者の顏も思い浮かびました。地域では中核となる病院で、駐車場には、長く勤務している管理者がおられます。この人、中々厳格なのです。
私も駐車するときには、障害者であることを告げて駐車禁止除外指定車標章を見せて駐車させてもらいます。この管理人は、車から降りた私の歩く姿もじ~とを確認しています。
女房も、足の不自由な父親をを乗せてよくこの病院に行くのですが、障害者用駐車場は満杯の事が多く、一旦父親を玄関で降ろし車椅子に乗せ、それから遠くの駐車場に車を入れて戻ってくることが多いそうです。
何と嘆かわしい、我が地方の中核となる病院で、駐車場の管理人と、その知り合いがグルになって不正していたのです。
玄関近くの障害者専用駐車場は5台程度で、本当に体の不自由な人が利用すべき駐車場なのです。他の駐車場は近い所でも100m以上離れています。
障害者用駐車場では不正が本当に多いのですですけれども、ここまで酷い不正は初めて聞きました。私の信頼感は完全に地に落ち、怒り心頭です。