長らく須磨学園の後塵を拝し続けた西脇工業高校、それが須磨学園を破って都大路に出場できたのは高橋ひなさん早稲田大学に進学し、NIKE TOKYO TC所属)や田中希実さんと言った優秀なランナーと共にもう一人、後藤夢さんの存在があったからです。




後藤さんが加古川から西脇工業に入ったことで戦力はものすごくアップしました。彼女は小さい頃からランニングクラブで一緒だった樽本知夏さん(元ワコール所属の名ランナー福山つぐみさんの娘)は須磨学園から日本郵政に入りました。高校の実績では後藤さんが上回っていましたので、このコースをたどってもおかしくなかったのです。




ですが、 高校卒業後は、田中望実さんと共に同志社大学に入り尼崎のクラブチーム ND 28 ACで練習する道を選びました。





田中望実さんは各種のレースで順調な結果を残し、U20世界選手権の3000mで優勝しました。一方後藤夢さんの名前を聞くことがなくなったので、心配していたのですが完全復帰も近いようです。しかも障害という新しい道を見つけました。これから田中望実さんと、同僚としてライバルとしてまたお互いに競い合いながら日本のトップレベルを目指していただきたいと思います。私はこの2人のファンとしてその道のりを引退まで応援したいと思っています。


 


それじゃ~また