今回は「SNS 文章術(前田めぐる著)」をご紹介します。




前田さんは、京都でコピーライター、プランナーをされています。SNSでの情報発信は多くの人が、普段何気に行っていることですが、一歩進めて、人を引き寄せるための文書術が述べられています。


 





この一冊で面白いほど人が集まるSNS文章術 (青春文庫)



  • 作者: 前田 めぐる

  • 出版社/メーカー: 青春出版社

  • 発売日: 2018/03/10

  • メディア: 文庫




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◆ソーシャルメディアで発信を続けたい場合次の二つが大前提です。


「発信する本人が楽しんで書くこと」楽しんで書くことは続ける秘訣です。


「読む人に伝わるように書くこと」 双方向性があるメディアなので読者に伝わることが肝心です。


 


◆7つのコツをおさえるだけで「もっと読まれる文章」になる

1. ソーシャルメディアで読まれる文章は、わかりやすい文章


2. 「万人受け」を狙わず「伝えたい人」向けて書く


3.「むずかしい 言葉」は「やさしい言葉」に変換


 カタカナ言葉、専門用語、漢字の多用を避ける


4.一文一義的


 ポイントを絞ってすっきりさせよう


5. 混乱を避け「分かる化」しよう


一般的に主語と述語の距離が遠ければ遠いほど混乱しやすくなります。主語と述語はなるべく近くに置きましょう。


6. つないで省く「接続詞」で文章を交通整理


7.重複を避けると「大人文」になる




◆ いいねしたくなるのは上手な文章より共感される文章




◆知識ブログより問題解決ブログに人は集まる


人が待ってるのは自分の課題は解決してくれる知恵です。





◆カギを握るのは投稿した情報にあなたなりの独自性があるかどうか。焦点のぼやけた記事は、本当につながって欲しい人を呼んでくれません。 人脈は文脈。あなたの人柄や思考は言葉に表れます。




◆今こそ使いたい Twitter


一時流行したようなフォロワー数を争うことはなくなっています。 むしろ 力を入れているホームページやブログへユーザーを誘導する導線としておすすめ。フォロワーとじっくり関係性をつくってみましょう。




◆投稿前の9つのチェックリスト


・意図や内容が伝わるか


・読みやすいか


・一 文の長さは適切か


・素通りされないか


・誇示していないか


・名指しで非難していないか


・ネガティブな印象を与えていないか


・不快感を与えていないか


・間違いがないか (人名企業名)




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平易(ヘイイ)な文章、独自性など、やはり基本は、どんな文章でも共通するように思います。




さらにSNSでは「共感性」でしょうか。知識の誇示が、お呼びでないことだけは確かです。


 


また発信する側の「承認欲求」の強さを感じます。ブログでも「いいね」が欲しいためやたら「いいね」をつけまくる。結果、一瞬で理解できる画像が好まれ、逆に文章が読まれなくなっている危惧もあります。


 


だからこそ、文書を磨く必要性を感じます。『人脈は文脈。あなたの人柄や思考は言葉に表れます。』 前田さんのこの指摘を心に刻んでおきたいと思います。


 

 


それじゃ~また