皆さん、脳卒中の当事者ブログの希少性を考えたことがありますか?
日本の人口1億2千万、その中で脳卒中後遺障害者は110万人と言われています。
1%弱です。
ブログの数に目を向けると、2008年の総務省調査によると308万が、月1度以上更新されるアクティブなブログという結果です。nifty 研究所によりますと、ブログの40%はアダルトサイトなどスパムブログだそうです。そうなると308万×0.6で184万が通常のブログということになります。
人口からするとブログ運営者の比率はわずか1.5%程度です。個人運営のブログはさらに低率でしょう。
脳卒中の当事者ブログ数は、人口比率で計算しますと、184万ブログの1%ですから1万8千ブログとなります。ですが、実際はこれを大幅に下回っていると思われます。
私が、「日本ブログ村」に参加した時、頻繁に更新されるブログは30程度だと思いました。またランキングサイト「人気ブログランキング」の脳卒中・脳梗塞ジャンルでも同じような数だと思います。この両サイトには、どちらにも登録されている方が多くいます。
ですから、脳卒中当事者ブログはものすごく希少な存在なのです。脳卒中片麻痺という病気の特性もあるでしょう。
もう、絶滅危惧種レベルでしょう。
このニッチな市場は、世間の人の注目を集めることはないですし、ましてアフェリエイトなどで直接的に経済的利益を得るなど、はるか縁遠い世界なのです。
ですから経済的価値も低いといえます。
この狭い世界でのランキング争いなど滑稽でしかない。水たまりでアメンボが競争しているようなものです。自己満足が目的では余りにもわびしい。いがみ合って喧嘩しているのも、はなはだ恥ずかしい。鼻っ柱が強い私は、おおいに反省させられるところです。
経済的価値は低いですが、希少生物ですから、生態は正しく伝える必要があります。
それじゃ~続きはまた