久々の「お気をつけあそばせ」シリーズの記事です










亭主を、都合よくコントロールしようとする妻




▼私の母がそんな女だった。夫婦で 鉄骨建築の会社を起業したが、 母が実質的に社長、 父は 現場監督だった。お金のことは全て母親がやっていた 




こういう人は 、頭も良く愛情深そうに思えるが、 そうでない。 自分が思うままにコントロールできる人間が好きなだけだ。



▼母の晩年は父に内緒で、それまでの苦労に復讐するように 贅沢品にお金を使い続け、一方で自分の気に入った親族を偏重し援助を続けた。


 


父は終始、理性的でなく感情的人間で、死ぬ間際まで酒を飲み続けた。

当然会社は、大きな成長の機会を逃し、実質的には個人企業の域を出なかった。


 


▼お金(蓄財)に関して、次の様に私は考える 。










蓄財には、四つのステージ(段階)がある。第一に収入を増やす。第二節約してお金をためる。第三に投資等でお金を増やす。 第四お金を有効に使っていく 。これらステージはサイクルしながら大きくなっていく。




▼こんなこと言う人がいる「亭主にはお金の心配させないで仕事に専念してもらう」と、これ一見聞こえはいいが、結局、第一段階の収入を増やすだけに亭主を使い、第二段階以降は亭主には一切参加させず自分が好き放題する。



「預金明細も一切知らせない」と言う。 結局、自分の都合の良い様、家族もコントロールしたいだけなのだ。


 




▼昔から「髪結(かみゆい)の亭主」 という言葉がある。今で言うと、美容師の妻の収入を当てに暮らす亭主の事だ。


 


自営業でこんな人たちを数多く見てきた。仕事のモチベーションが上がらず成長しない人が大半だった。


 


妻の 仕事は、看護師や公務員等安定した収入の人が多かった。


 




▼お金の心配をしなければ ハングリーさは生まれず、仕事に対する意欲は湧いてこない。そんな一面があるのだ。 




例えば「子供の大学進学のためには、今のままじゃいかん!もっと働いて収入を上げるのだ」というのが モチベーションになって意欲も知恵も生まれる。苦労した分、達成した時の喜びは大きい。


 


それを奪って亭主を単なる働きバチにする一見頭のよさそうな女王バチの妻。もちろん大げさに働きバチに感謝してる風を装う。




亭主を支配し、成長と自主を奪い、生きる喜びを半減させる妻。これ「お気をつけあそばせ」です!


それじゃ~また







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 【同病の三本松のおじさんの一言】

ご指摘から、理想は夫婦と言えども固定化された役割分担を避け、いい意味で風通しよく補完し合って、相乗効果を上げる。言葉ではわかるような、しかし一筋縄ではなかなかむつかしい。日々夫婦喧嘩の中で反省し勉強しています。


【返信】

そうなんです。私達夫婦も病気前は役割分担夫婦でした。

しかし、回復期退院後に、経済的にいよいよ追い詰められて、預金等全てオープンにし、将来をEXELでシミレーショし二人で話し合い知恵出し合いました。



この
作業が本当に良かった。投資でのコロナの大暴落時も二人で方針を確認して対処できた。役割分担はありますが全てオープンで話し合う。



夫婦は支配関係でなく、オープンな二人三脚。これでお互いの成長と喜びを共有できる、と確信しました。