退院後元気が出ない7つの理由 

その4  役割の変更ないしは喪失(感)

 

役割というのは大きく分けると2種類に分けられます。


 

一つはは行動的な役割です。お父さんが仕事をして一定の収入を得て家族を養う。お母さんが家事をして家族に貢献する。一家を養うと言う父親としての役割、主婦としての役割です。


 

もう一つが存在的役割です。例えば赤ちゃんはそこに存在してるだけで家族を和ませます。お墓は何も行動しませんが、祖先をうやまい、一族の絆を守る象徴としての役割を果たしています。


 

存在的役割は障害を負ったからといってなくなるわけではありません。しかし一生懸命行動的な役割を果たしてきた人は、病気で倒れ行動的役割が果たせなくなると、もうだめだよ何も役割や責任をはたせなくなったと思ってしまうのです。その喪失感に悩まされるのです。


 

存在的役割の面から、それが間違いだということに気付くまでにはそれなりに時間が必要です


 



それじゃ~続きはまた