もう一つ衝撃を受けた曲が ウッディ・ショウの「love dance 」でした。

私は、当時の主流のモダンジャズでなくフリージャズが圧倒的に好きになりました。

ZABOの地下の薄暗く細い洞窟の中に響きわったったフリージャズ。私には「内向」と「開放」の全く逆の要素を併せ持つ強烈な音楽でした。




京都の河原町のジャズ喫茶といえば、モダンジャズを聞かせる「BIGBOY」が当時一番有名でした。

しかし私は、ZABOの穴蔵にこもってひたすらフリージャズを聞いていました。そして夜も深まると四条の祇園のはずれ「ゲリラ」に移動して、ジュークボックスで日本のポップスを安酒のサントリー角瓶飲みながら聞いていました。今、CMでお馴染みのハイボールといったオシャレな飲み方でなく、ひたすらロックで、不味そうな顔して飲んでました。


それじゃ~また