ウトウトとしていると、留守電からメッセージが流れ始めた。あれ?最近聞いた声だ・・・




思い出した!テレビ番組と同じ声だ。・・小倉くめさんだ!




びっくりして、すぐに折り返し電話しましたました。その後、十数分、お話させていただくことが出来ました。。




季刊誌「秘めだるま」の購読依頼の手紙を出していたのです。そこに、番組の感想や、こちらの障害の事など簡単に記していたのです。




こちらの障害のことを、まず気遣っていただき、同じ病気をされたお母さんの話を伺ったりしました。また食べることの話など笑いながら、楽しくお話させていただきました。




くめさんは、大変元気な人で、頭の回転が早い利発な人です。こちらが一言うだけで、直ぐ内容を理解し的確な返事をくれる。




私にとっては、これも一つの嬉しい出会いです。障害を持ったからこそ、こんな機会に恵まれたのです。感謝です。




小倉くめさんの詩集から一遍




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つゆくさ




踏まれても抜かれても


早朝の野辺にサファイアをばら撒いたみたいに咲き続けるお前


雑草と嫌われながらも


お前はお前の花を咲かせ続け


ある時からつゆくさと呼ばれ始めたのだろうか


しぶとく


たくましく


無心に咲く


夏の朝のコバルトブルーのすずやかさ


お前がお前を主張し続けたように


私も私を主張する


踏まれても抜かれても無視されても


死ぬまで小倉くめであり続けるために


その他大勢の小倉くめの存在を


世に訴えるために




小倉くめ詩集 「山より太い猪(しし)、は出ん」




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