そして回復期の病棟でも女性看護師から「あなたは自己管理を怠っていたからこんなことになったのよ」と面と向かって言われた。 倒れてから幾日も立っておらず何も言い返せなかった。しかし未だこの2人の顔を覚えている。
◆野球の長嶋監督もサッカーのオシム監督も日本代表監督の時に脳卒中で倒れたが、彼らも自己管理に失敗したのだろうか⁈ 医師や看護師は同様のプレッシャーの中で、自己管理し暮らしているのだろうか?
◆温泉に入れば、でっぷりと腹が出て、尻の肉が落ちた中高年男性が、そかしこにいる。 彼らは自己管理ができているから脳卒中にならないのだろうか、私は不思議で仕方がない。
◆高血圧のコントロールと言うが、多くは自覚症状はなく高齢になり健康診断の結果、降圧薬を処方される。だが、急激な血圧上昇の原因は過度のストレスにあるように思う。
◆脳卒中の原因は「自己管理の失敗」なのか?その一言で片付けられるものなのか、今も大いに疑問だ。
脳卒中で倒れた我々は「自己管理できなかったダメ人間」のレッテルを貼られ、小さな声で言い訳しながら生きなければならないのか? 今回シリーズでこの問題を広く考えてみたい。 | ||
それじゃ~続きはまた | ||
【同病の知人 三本松のおじさん】
自己責任という言葉は、色々な場面で使われていますが、
フレームとして優位者としての自己と、敗者としての他者の関係において使われているようです。
一方的に分断し、突き放すような言葉でいつもいやな感じがします。
(返信)
貧困は自己責任、病気も自己責任。公共福祉はしてやっているのだから感謝しろというやつですね。
それにしてもガンは自己責任と言わないのに、脳卒中はこれを平然と言う。