リハビリ入院後しばらくして、私が同病の知人と立ち話をしてる時に、 前回の入院でお世話になった 看護師さんが通りかかられました。


 


マスクをされていたので直ぐにはわからなかったのですが、相手も多少驚いた顔でこちらじーと見ています。「あれ!?Tさんじゃないの、久しぶり! Tさん 相変わらず若いね(笑)」「やっぱりメガネさんですよね」と二言三言、言葉を交わしました。


 




Tさんが、立ち去ると、 立ち話をしていた同病の知人が、「そんな歪んだ体で、女性ほめても全然似合わんで!」と、くやしそうな顔で私に言い放ったのです。




この人、同病ですが病状は軽く 指は動きますし、 ひざ関節、足首関節も動き、歩行はスムーズです 。今回は運転免許取得のため、医師に診断書を書いてもらう目的で、運転テストを受ける入院をしているのです。


 


典型的なお山の大将で負けず嫌い、現役時代は女が5人いたのが自慢なのです。思ったことは直ぐに、正直に口にしますので、参考になることもあるのです。


 




確かに こんな体で、女性をほめれば、違和感を感じるかもしれません。「そんな体していて女を口説くな、みっともない」といったところでしょうか。これが世間の感覚なのでしょう。


 



でも典型的な関西人のわたしは普段から、「相変わらずスマートやね。娘さんかと思った」とか、「髪切ったの?前より似合ってるよ」とか知り合いの女性の顔みれば、よくお世辞(?)言うのです。




私のような体が歪んだ男性からこんな声をかけられれば、屈辱的なんでしょうか?



私はこれまで嫌そうな顔されたことは一度もありませんし、逆にたいがい笑顔を返してくれます。時々大笑いしながら「そんなお世辞いっても、なんにも出さへんで」と軽く肩を叩かれたりするのです。彼女たちは仕事だからと我慢しているようには私は、感じられないのです。




「障害者が女性をほめたり口説くのはみっともない」これが世間の目でしょうか。



何も大人の関係望んでいるわけでないのですから、ハートと言葉で女性と一時会話を楽しむことは許されると思います。中途障害者はそれなりに経験を積んでいるのですから、その経験をもとに女性を喜ばせる言葉はコミュニケーション手段としてどんどん言っていいのです。


 


遠慮する必要はありません。ただセクハラにならないよう注意は必要ですが。




私がみてきた入院患者の高齢者の男性は、威張るばかりで、コミュニケーションをとろうとしない。こちらの方がよほど問題だと思うのです。


 


ただし、そこから先の大人の交際を目指す場合、乙武さん以降、障害者を警戒する人は多くなっているのかと、多少懸念しますが(笑)、残念ながら、私はそんな経験ありません。


 


それじゃ~また





 


 







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