勝ち続ける意志力 梅原大吾(1)


 


私はゲームが出来ません。基本的に興味がないのです。今までやったことがあるのは、麻雀ゲームぐらいです。





勝ち続ける意志力 (小学館101新書)



  • 作者: 梅原 大吾

  • 出版社/メーカー: 小学館

  • 発売日: 2012/04/02

  • メディア: 新書







ですからプロゲーマーの梅原大吾さんのこの本も人に勧められて、半信半疑で手に取りました。




ところが驚愕しました。これは勝負の世界で真摯に生きる人の様々な思い、気づき、ノウハウが、びっしり詰まっているのです。人生の指南書と言っても大げさではありません。リハビリの心構えとしても大いに参考になります。




何回かに分けて梅原さんの言葉を取り上げていきたいと思います。




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■何も考えず自分のセンスと運だけを頼りに歩いてきた人間と対峙すると、相手の動きがチャラチャラと軽く見える。性根が定まっていないこと、さらに綿密な分析に基づいた動きはできないことにすぐ気がつくのだ。




■勢い任せで分析を怠ってきた人間は、究極の勝負の場面でススススッーと引かざるを得なくなる。覚悟を持って戦いに挑んでいる相手を前にすると、自信を持って前に出て行けなくなるのだろう。




■安易な道、裏ワザは使わない。誰にでもできる戦法は選ばないしそれによる不利を苦とも思わない。遠回りすることでしか手に入れることができない強さがあると信じているからだ。




■苦手な人苦手なことに積極的に取り組むことで初めて自分の皮が剥けひとまわりもふたまわりも成長することができる


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名選手、名人の考えは驚くほど似ています。イチロー選手のこの記事も参考になさって下さい。




遠回りすることが 一番 近道




誰しも病院や介護施設にお世話になる可能性の高い人生後半は、苦手な人との付き合い方をマスターすることは、やはり大きな課題であると私は考えています。


 


大変刺激的で、有用な梅原語録はまだまだ続きます。


 


それじゃ~また。