立った姿勢で行う体操の2回目です。


今回も「家庭でできるリハビリ体操」からのご紹介です。これは「私のリハビリ体験ーNHKすこやかシルバー介護(NHK福祉番組取材班編、旬報社)の巻末につけられていた太田仁史先生よるものです。


くれぐれも転倒しないようしっかり注意して下さい。手すりがあれば、椅子より安定感が増すと思います




















これで慢性期のための【リハビリ体操&マインドフルネス瞑想&ヨーガ】のシリーズは終わりです。




これらは、リハビリ体操と腹式呼吸、身体の各部位への認知を組み合わせたものです。


これにより体の柔軟さを保ち、拘縮、痙性対策とすることや、各部位への認知向上によるバランス感覚向上などをはかり、さらに心のリラクゼーションによる落ち着きを目指しています。





片麻痺慢性期でリハビリ入院された方は痛感されていると思うのですが、慢性期の片麻痺患者に対するリハビリは進んでいません。熱心に指導されるのは、ロボット等新しい治療方法の治験者の場合くらいでしょう。




一般的には、熱心にリハビリしても効果に乏しい人と思われ、セラピストに避けられている。私の同病の知人たちは異口同音にいいます。




でもこれ以上、拘縮などの身体的悪化を招かないためにも慢性期のリハビリは非常に大切だと思うのです。


 


医療の現場で、効果的なリハビリ方法が確立されることを当事者として何より願っています。


 


それじゃ~また