高次脳機能障害、研究対象だった脳卒中を自ら発病 [リハビリ、入院・通所]
脳の血管が詰まったり破れたりする脳卒中の後遺症は手足の麻痺がよく知られているが、失語症や注意障害などの高次脳機能障害にも多くの人が苦しんでいる。
この障害のリハビリを専門とする言語聴覚士で神戸大学大学院保健学研究科客員教授の関啓子さん(61才)は4年前に脳卒中を発病、30年近く研究してきた疾患を自ら体験した。
回復を果たした今は「内側」から見た病気の実像と、脳が持つ回復力の大きさを講演で語っている。
関啓子先生が提言するリハビリのコツ
・自分の状態を発病前とは比較しない
・焦らない悔しがらない諦めない
・不便を受け入れ工夫を楽しむ
・失敗した理由を考え次に活かす
・動作を具体的にイメージし実際の動きを鏡などで客観的にチェックする
・育児のようにおおらかな気持ちで臨む
◇◆三鷹高次脳機能障害研究所
所長・関啓子先生による失語症・高次脳機能障害者のリハビリ
◇◆失語症記念館
それじゃ~また。
タグ:片麻痺治療
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