【運転中で写真取れなかったけど、ホントぎょっとしました。自宅に戻って、この家が映っているニュース動画見つけました。】







いわき市から北上して驚いた。




大熊町に入ったところで、窓ガラスがなく、ボロボロのカーテンが乱雑につり下がっている家がある。屋根瓦が落ちている。そして何より町に人の気配がしないのだ。


 


ある日突然住民がいなくなった町。そんな不気味さを感じるのだ。




阪神淡路大震災を経験したが、その時は一戸建ての多くが倒壊し、あるいは火災に巻き込まれ焼け果てた。しかし街に人は溢れていた。




だがここは家はあるが、人がいない廃墟のような町だ。


道路わきには「帰還困難地域」という立看板が出ていた。




他にも、幹線道路の寿司チェーン店、牛丼チェーン店、トヨペットといった本来なら盛況な全国チェーンの店々も突然廃業したという趣なのだ。


 









双葉町、浪江町、南相馬市とこんな風景が続いた。




ガソリンスタンドも、復興工事を当て込んだセルフのような新しい大型店はあるが、震災前からあったであろう、こじんまりした店は軒並み廃業し鉄錆(サビ)が浮いている。





ここまでひどいとは、正直予想していなかった。突然、住んでいた地域を追われ、10年過ぎた今も戻ってこれない多くの人達がいるのだ。




 


やはり来てみて実際に目にしないと、その悲惨さはわからない。


 




 


 それじゃ~また