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「私」のみ 視野の狭さは少し寂しい [障害者として生きる]


◆以前、脳卒中などの中途障害者は、仲間意識、社会的意識に乏しい面があると話した。


 障害は一時的なもので、自分は、直ぐに元の健常者に戻るという意識、また、損傷部位・機能、程度は10人10色の為、同じ仲間だという認識が乏しい。


◆SNSでも、「我々」でなく「私」でしか表現出来ない人が多い。だから競争の面も強く出る。私は、これ程回復しているのだという自己アピールである。もちろん日々のリハビリの努力の結果だからいいのではあるが。


しかし「中途障害者程、悲しい者はない」という当事者の言葉を目にした時は、正直ぶったたまげた。どれほど自己中なのか?!

 

◆中途障害者は、社会生活を長きにわたって営んできた人が多い。相応の社会経験を積んでいるのだ。


だから「私」のみの視野の狭さは少し寂しいなと思うのだ。



◆せっかく(?)障害というものに触れた貴重な経験をしたのだから、もう少し障害者が置かれている社会状況といったものに思いを寄せてもいいと思うのだ 。社会の中で、障害者は様々な差別にさらされてきた。




これに対して、先天性障がい者やそのご家族には集団闘争の歴史がある。


もちろん障害者を政治的に利用しようとする輩は多い。こんな者たちの組織に絡め取られる危険性は十分認識しておかなければならない。


それでも中途障害者はもっと障害者全般に関する発言をしていてもいいと思うのだ。社会経験が豊富なのだから、役に立つ提言ができるはずだ。

 

それじゃ~また
 
 
 
 
 

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