2023年05月10日 - 片麻痺でも旅がしたい 旅の車中飯、夕食でメスティン(キャンプ用の飯ごう)で無洗米を炊いたのだが、水かげんが違ったか少々堅い。インスタントカレーで流し込んだが、残りをおにぎりにした。 翌朝食べようとしたが、パラパラで味気ない。 どうしたものかと当惑していると、 「湯漬けを持て!」 時代劇のセリフが、ふっと閃いた。 それで、湯を沸かし、ぶっかけた。 これが何とも美味いのだ。 茶や薬味などの余計なものがないことで、逆に米の甘みが上手く引き出されている。朝の身体に少しづつ元気がみなぎってくる。以前も食パンを焼かず、何も付けず食べてその美味しさに驚いたが、湯漬けも同様だ。 家ではまず作らない極めてシンプルな一品。ダンナなどに朝食で出せば怒り出すかもしれない。 だが、昔の人間はこのうまさを知っていたのだ。 「こんな発見があるから一人旅はいい」と一人悦に入った。 それじゃ~また 【同病の三本松のおじさんの一言】よく時代小説に出てきます当時のインスタント食品ともいうべき湯漬け、どんなものかとは思ってましたが、せめて択庵ぐらいはと思ってしまいます。【返信】美味い蕎麦は、まず水ですすれと言います。まずお湯で味わい後に香の物などで食べればいいんじゃないでしょうか。