◆病気知らずだった私が脳卒中を機に医療や介護の機関とかかわりができました。そんな退院初期に私の家族が、訪問介護に訪れた元看護師さんにこんなこと言われました。


◆「メガネさんは何でも自分で調べ、時々質問する。我々にとって非常に扱いにくい患者さんなんです!」


ですから質問しないように、私は家族に釘を刺されました。


◆私は本当にびっくりした。例えば学校で、質問する生徒がやりにくい生徒!?先生の心情としては多少理解できますが、そりゃ報酬を得るプロとしてはあかんやろ。親御さんにそんなこと言えんやろ。


◆それ以降も様々なリハビリ治療を受け、この世界は世間の常識は通用しない甘やかされた世界だと心の奥でずーと思ってきました。










回生を生きる―本当のリハビリテーションに出会って



  • 作者: 鶴見 和子

  • 出版社/メーカー: 三輪書店

  • 発売日: 1998/05

  • メディア: 単行本







◆ですから上田敏先生の言葉に今度は逆に驚いた。自分で考え判断してもええんや。以下私の読書ノートです。

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◇私達は患者さんの自己決定権をとことん尊重しなければいけない。

それは、リハビリは患者が受け身では目的が達成できないから。

リハビリは患者さん本人が能動的に新しい人生を創造して行くものだからです。




◇あなたが選んだ山に、選んだ道で選んだコースで登るのだから。

その選択をお手伝いし自己決定能力を高めるのもリハビリの重要な目的。

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◆皆さんどうですか、こんなリハビリ受けておられますか?

私は自分が受けているリハビリを思って悲しくなりました。


それでも自分で調べ自分で考え自主リハビリを続けていこうという気分は高揚しました。








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それじゃ~また




 【同病の三本松のおじさんの一言】
私はこれからもいいとこ取りで行こうと思っています。いいとこ取りも案外むつかしい。10歩前進9歩後退で大万歳、間違うと9歩前進10歩後退もある。スリリングで楽しんでます。



【返信】

脳は結局はブラックボックスだと感じます。どうすればよくなるのかは、学者、治療者とも現段階で明確にできない。だから少しづつ良くなれば万々歳です。