私、スポーツが好きです。幼い頃よりやるのも見るのも大好きでした。

もちろん学校の部活でスポーツを続けてきましたが、中学、高校と上がるに従い、自分よりはるかに運動神経の良い人間に次々出会います。これは勉強と同じですね。
中には、ホンマに天才的なとんでもない奴っているんですわ。

「夢をあきらめない」ではなく、全身全霊で力を出し切って取り組みそのうえで、「上には上があること」を知ったり、敗戦により「夢をあきらめる」ことも涙とともに知る。これが大人になること、すなわち若い時にスポーツをやる意義だと個人的には思っています。

話がそれました(いつもすみません)今日は見る方の話です。私は激しい接触プレーのある球技を観るのが好きなのですが、「女子バスケ」もその一つです。

小さな選手が華麗にステップ切って接触を避けながら、ゴールに切れ込んでシュート。ゴール下の大型選手同士の体を張った激しいリバウンド争い。魅力は尽きません。

長年のファンとしてリオ・オリンピックはホント素晴らしかった。中でも日本のエース渡嘉敷選手のアメリカ戦の後の表情がよかった。全力で大きな壁にぶつかり、ものの見事に粉砕されてしまった人間の「満足したような」それでいて「打ちひしがれたような」茫然(ぼーぜん)とした複雑な表情。人生そのものです。

ところがこの女子バスケの国内最高のリーグ(WJBLリーグ)のオールスター戦で、何とも滑稽なことが2年連続で起こりました。

それは、トヨタ自動車アンテロープスの選手が、組織票とおもわれる票で、「チームWEST」のファン投票ランキング上位を独占したのです。ランキング上位5人がオールスターのスタメンですから、したがってスタメン全員がトヨタの選手となりました。

トヨタ自動車アンテロープスは前年5位です。オリンピック出場選手は2人のみ。オールスターファン選出で選ばれたスタメンには、そのトヨタ自動車の中でさえ、スタメンではなく出場時間がが限られているベテラン選手が2人も入っているのです。

方や、「チームEAST」のスタメンは渡嘉敷選手、吉田選手をはじめオリンピック代表選手が4人、誰の目にも日本のトップクラスの選手が順当に選ばれています。

私、トヨタの選手が、さらし者にされたようで気の毒に思えてきた。今の実力やコンデション、チーム内で立ち位置(7~8番手)を考えれば、オールスターのスタメンが場違いであることは選手自身が一番よくわかっていると思います。

話が、がらりと変わりますが、私、ブログの読者登録数がず~と「0」、ナイスも実質「0」なのです(泣き)。
しかしこれが私の記事の今の実力です。ブログ初めて半年にも満たないのに読者登録数が100もあれば、トヨタの選手と一緒です。実力不相応です。
 
 
ブログ村ランキングも、記事の内容にふさわしい(魅力的な記事)のランキングだからこそ面白いのであって、お仲間票で上位に来れば、ランキング事体の意味がなくなる。見るものの興味をなくさせます。バスケ女子のオールスターのファン投票と同じです。
 
お仲間が、励ましの意味を込めて応援されることもあると思います。それまでも否定するつもりはありませんが、ただ常態化はやはり不自然です。
ランキング上位は、「バナー広告」ではありません。
 
トヨタ自動車アンテロープスには若く優秀な選手が出てきました。近藤選手、水島選手、出水田(いずみた)選手、馬(ま)選手等です。高さはありませんがスピードがあるこのチームは、私の好きなチームの一つなのです。ですから今回のようなことは何としても止めていただきたいのです。若い彼女らが実力でスタメンを勝ち取る姿を私は見てみたいのです。
 
今週のファイナル、王者JX戦も楽しみです。もちろん私はトヨタ自動車アンテローブスを応援します。
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私も、いつか実力で、読者もナイスも獲得したいと秘かに闘志を燃やしています。 
 
甘やかされてよいのは初めだけ、途中から甘えを自ら断ち切らないと 伸びない。これスポーツでも何でも一緒。動物の子育ても全て一緒です。子育ての失敗は即、死につながります。
 
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