震災の時、無償でいただいたお米にびっくり [吠え!吠え!]
長女は私が卒業した田舎の学校に緊急避難で通わせました。
ありがたい!と最初は感激しました。でも、それはとんでもないお米だったのです。「あれ!?この米黒ずんでるやん!」とまずその色に驚きました。気を取り直して炊いてみましたが、これが信じられないくらい 不味い!! のです。 ▼私たち家族も都会暮らしが長くなっていましたので、毎日おいしい米を食べていたわけではありません。スーパーで売られている普通の値段のコメです。特にうまいとかまずいとかは感じていませんでした。 ですが、この米のまずいさはとんでもないレベルでした。こんなまずい米食ったのは生まれて初めてです。 備蓄米として倉庫の奥深くに積まれていた古々古々米で廃棄処分もできない物を、いい機会だと無償提供されたように感じました。多分家畜のえさにもならないものでしょう。 ▼それでも食べ物ですから捨てられず、何度も精米し直したり、もち米を混ぜ炊いてみたりと色々工夫しましたがやはりだめです。震災で落ち込んでいた気分が食事の度にさらに落ち込んでいくのです。これが人の本性か・・。 ▼私は、頂き物のお裾分けなどで、人様に食べ物を差し上げるときには、まず味見する様に女房にはいつも言っていました。まずいものを差し上げるのは非常に失礼ですし、それが人間関係の亀裂を生むと思っていたからです。
不味いものだと侮られたと感じさせる、あるいはこちらがその程度の人間だと思われる危険性もあります。 ▼この米を供出した人は、こんな古いものを善意(無償)で差し出して、いいことした気分になっているのでしょうか!?
何を贅沢なこと言っていると、逆に私たちは叱られなければならないのかも知れません?しかし家族5人で、毎日この米を食べるたび、皆の表情が沈み込んでいくのです、先行きが見通せない不安感の上にさらに気分が落ち込んで行きます。 ▼能登半島地震の被災者の 方々が、おいしいお米食べておられること心から願っています。 |
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それじゃ~また | |
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【同病の三本松のおじさんの一言】
おっしゃってる話は、一度身に着けたような衣類、又家で不要になった食材を相手が欲しているわけでもないのに、いわば勝手に送り付けるのと似ていますね。相手を考える想像力なしです。最近このような人種が増殖中なのが気になります。
【返信】 今は、災害支援でも、フードバンクでも、品目も賞味期限等も細かく指定されますので改善はみられるようですが、逆に言えばそれしないと収拾がつかなくなるのでしょう。
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驚きました。強い悪意ではなかったと信じたいですが、咄嗟に「不要なモノの処分」というエゴが入ったのは間違いないと思います。
有事に際してだけでなく、日常のお裾分けでもメガネサルさんのように丁寧に行動して行きたいです。
by パンダ星人 (2024-01-28 15:44)
東日本大震災の時に奉仕活動に行ったときに
同じ様な話を聞きました。
選挙間近だったので、震災見舞いというよりも、
票稼ぎで党名を印刷した袋に農作物や食べ物を
各家庭の玄関前に置いていきます。
袋を開けると野菜の一部が腐っていたりして
満足な食事材は無かったそうです。
全く酷い、絶対に投票しない、と被災者は憤慨していました。
by 風太郎 (2024-01-28 16:03)
パンダ星人 様
人様に物贈るのは難しいものです。こちらはいいと思っても相手はそうでないかもしれません。
地元のフードバンクでも集める側が割りとおおざっぱで、大丈夫かと気になることもあります。
by meganesaru707 (2024-01-28 18:12)
風太郎 様
そうなんですか。そんな醜いことが行われていましたか!
能登半島地震でも、要望品目にお米が上がっていましたが、条件は付けられていませんでした。古い備蓄米は受け付けない様にしていただきたいものです。
by meganesaru707 (2024-01-28 18:22)
ああ、仰る通り、それが人間の本性でやしょうね。
気の毒な立場にいる人に、善意のふりして厄介払いする、
衣類などでも同様の話しを聞いたことがありやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-01-29 12:04)
先祖がお百姓していた日本人は多いと思うのですが、そうなると捨てられない。
私も見たこともない先祖のおばあちゃんの落穂ひろいの話を子供の時に何度も聞かされた。
米は結局食べきりましたが、子達にはメガネサルおじいちゃんの黒ずんだ米の話として後々まで語り継いでほしいと願っています(笑)
by meganesaru707 (2024-01-29 16:38)