自主リハビリしていて「正しい休み方って、どうすればいいのだろう」といつも考えるのです。
これまで、リハビリでセラピストに、さんざん指導をうけ、又「リハビリ頑張れ!」「あきらめず継続しなさい」と言われ自分自身も強迫的に頑張ってきた感があった。
しかし「休み方」を教えられたことは今まで1度もない。
脳卒中片麻痺の慢性期には、「痙性」「拘縮」というリスクがある。
従って、本来ならリハビリ計画で、リハビリメニューを作り上げ、それに基づいて休む予定も組み込むべきなのだ。だが実際そんな指導を受けたことはない。
リハビリ中は、上田敏先生の、「少量頻回訓練」を参考にしているのですが。
私は退院後、張り切り過ぎてかえって歩きにくくなった経験がある。それから色々休み方を考え、試してきた。実際休むのにも勇気が必要だ。
毎週何らかの予定が入り一週間継続したリハビリ計画は立てられないのであるが、それでも何らの目安が欲しい。
同病の知人に聞いてみると、自主リハビリは、「2日1度、植物園を歩く」、「毎日自宅周辺を30分散歩する」と強度も頻度もまちまちです。それはそうです障害の程度が違うのですから。
理学療法士にも、実際自主リハビリを見てもらい意見を求めたこともありました。
しかし、姿勢などの欠点を指摘するばかりで、メニュー全体への意見など全く持ち合わせておらず、大きな失望感を味わいました。
現在の私は、室外歩行リハビリに関してはこのようなリハビリメニューで、週休2日(日曜日と、水曜か木曜どちらか1日休み)にすることを基本として、予定はできるだけ水曜か木曜日に優先して入れるようにしています。これで、ようやく落ち着いてきたように思います。ただしこれはあくまで室外歩行リハビリでありストレッチには休みはありません。
同病の皆さんはどのようにされておられますか?
「痙性」「拘縮」は「転倒」とともに慢性期リハビリ最大のリスクです。ですから自分にあった「休み方」を考えておく必要があります。
セラピストの皆さま、このテーマもぜひ研究お願いします。
それじゃ~つづきはまた。