少々生臭いお金の話で恐縮ですが、同病の方々の何らかの参考になればと

思い報告いたします。


それと、これからの投資の方針と、ささやかな私の夢をお話しします。



☆☆

 






私は、脳卒中を発病後に投資を始めた。中途障害者になったことにより仕事を諦めざるをえなくなり、収入を断たれた。それで、止むを得ずだ。


当初は、ひたすら投資の勉強で3年(脳を損傷しており、これがつらかった)


実際に投資を始めてからは7年経った。だから投資のベテランではない。


 





◆コロナ・ショックからの回復に日米の大きな差が見られた


 







 



2021年は日本と米国で、株式市場の回復に大きな差が見られた。


上記の表で明かな様に、日経平均と米S&P500には夏以降大きな差が見られる。


年を通して日経平均は微増であったが、米国には大きな伸長がみられた


 





 


投資リターンは、インデックス投資>厳選投資









私の場合、前年は厳選投資(アクティブファンド+個別企業)とインデックス投資のリターンは、厳選投資が若干上回っていた。


が、2021年度は様相は激変。リターンはインデックス投資が厳選投資を大きくを上回った。私に眼力がなかっただけでなく、専門家も同様だったといえるだろうか。


私は、日本株の割合は全体の15%定程度であるが、主にアクティブファンドと個別企業に投資していた。まあリターン8%ぐらいだから、とりたて悪かったわけではない、予想通りである。それよりも米・先進国のインデックス投資の伸びが素晴らしかった。コロナショックの底で(2020年3月)でETFを逆指値でスポット買いした効果も出た。


 





◆投資商品別のリターン(2020年ー>2021年)


圧倒的に米先進国インデックス>日本アクテブ・個別株


 








主要な個別商品のリターンを見てみると表のようになった。前年と比較すると、前年全体1位のアクティブファンドの「ひふみプラス」は80.2%→86.2%と6%程度の伸びにとどまった。


一方「ニッセイ外国株式インデックスファンド」64.9%→127.9%、「たわら先進国」59.0%→120.0%。「SPDR S&P500(ETF)」46.1%→108.5%とリターンは2倍に飛躍した。




逆に個別企業株の「パラマウントベッド」は49.1%→23.6%と大きく下げた。


しかし病後10年以上も毎夜お世話になっているベッドで、私の様な障害者には無くてはならない企業。禁を犯してもホールドします(笑)




現在の投資は毎月の積立投資が主であるが、リターンは前年2~3倍でおおむね順調に伸びた。


 





◆これからの投資の方針と私の夢


 





基本的には大勝を狙ったものでなく、年数パーセントのリターンが得られば十分である。「私は投資のプロでないし、賢くもない。だが他人の意見を鵜吞みせず自分の頭で考え投資する」と常に言い聞かせている。


投資の素人が、勝てる戦略は非常に少ないと思う。ウォーレン・バフェットが言うように、最終的にはアメリカ株 「S & P 500」を中心としたインデックスファンドへの長期投資が、安全に資産を増やせる可能性が高いと思う。


前年からブームのNASUDAQ100レバレッジ(レバナス)、楽天米国レバレッジバランスファンド(USA360)については、少額楽しみで買うかもしれない程度。




ブームに乗って、欲をかくと落とし穴にはまる。それに米株も、利上げの今年は先行き不透明である。


基本は、これからも積立投資を地味に続け、大暴落時には、今回の様に、多少スポット買いしたい。


夢は、親族の為のささやかな教育基金を作る事である。女房の様に、勉強好きで教師になりたかったのに経済的な理由で大学に進学できないといった事態は、孫の世代では何としても避けたい。教育資金信託での運用も考えたい。




以上が、私の2021年度の投資結果と、今後の方針と夢である。


 


それじゃ~また