株式投資において難しい局面が続きます。投資家の判断が問われる難所です。


 


今回、司馬遼太郎さんの「街道をゆく」の絶筆となった1147回目を紹介します。










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「家康の本質」 


 




知者は、性(さが)、臆病と考えていい。


 


その人の中の臆病が、敵の意図を忖度(そんたく)させ、情報を集めさせ、事態の本質を察せさせるかのようである。




若い頃の家康は、露骨に臆病だった。ときに茫々(ぼうぼう=ぼんやり)と思案し、爪を噛み続けた。




ときに劇的なほどに勇者になった。つねに思慮を重ねた末の切所(せつしょ=難所)においてそうだった。


 


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先行き不透明な難所の局面、皆さんの投資戦略は、臆病かつ大胆ですか?









幸運を祈ります。


それじゃ~また