(4)脳血管性のうつ病の背景と症状についてです。 [障害者として生きる]
2.脳血管性のうつ病の症状
第4回は、脳血管性のうつ病の背景と症状についてです。
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■脳血管性うつ病の背景
脳血管性うつ病の背景として三つのものがあげられます。
第一に.高齢での発症が多いことです。
一般的なうつ病の初発時期は、中年期と初老期ですが、脳血管性うつ病は高齢になってから初めてうつ病発症するのがのが多い傾向にあります。
第二にうつ病の家族歴が少ないことがあげられます。
一般的なうつ病では2親等以内のご家族にうつ病患者がいると、うつ病の有病率が高まり家族歴は危険因子の一つとされています。しかし脳血管性うつ病では、鬱病の家族歴を有するものが少ないと言われています。
第三に高血圧、高脂血症、糖尿病など脳血管障害の危険因子を合併していることが多い
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一般的なうつ病に関しては、働き盛りが多い気もするので中年期と初老期というのは納得できる。うつ病の家族歴はなくとも、高血圧には遺伝性があるのでは。
・両親とも高血圧であった場合、子どもが高血圧になる確率は1/2
・親のどちらかが高血圧であった場合、子どもが高血圧になる確率は1/3
・両親が正常値であった場合、子どもが高血圧になる確率は1/20
となっています。私の母は高血圧で、私も20代より高血圧でした。
それじゃ~また。
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