今回は自戒をこめたお話。実際わたしも「わかった様な事いなさんな!」と言われたことが、人生で2度ある。


まずは、私の大好きなこの歌を聞いて下さい 。



 


君に捧げるラブ・ソング


作詞 岡林信康


作曲 岡林信康





悲しみにうなだれる君を前にして


そうさ 何もできないでいるのがとてもつらい 


せめて 君のために歌を書きたいけど


もどかしい思いはうまく歌にならない 


今 書きとめたい歌


君に捧げるラ・ブソング


 


君の痛みの 深さはわかるはずもない


何か二人 遠くなる  目の前にいるというのに 


そうさ 僕は僕  君にはなれはしない


一人闘ううのを ただ見つめているだけ


今 書きとめたい 歌 


君に捧げるラブ・ソング


 


二人は試されている 君は僕の何


これで壊れて行くのなら 僕は君の 何だった


何も出来はしない そんなもどかしさと


逃れずに歩むさ それがせめてもの証


今 書きとめたい 歌 


君に捧げるラブ・ソング


 




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◆中学高校時代、したり顔で、教訓話(ことわざ・格言・名言)たれる教師が大嫌いだった。わかった様な事言うなよ!貧困・借金苦、家庭崩壊の危機にあえぐ私はイラついた。




◆時は流れて、気持ちよさそうに 格言・名言つぶやく人をSNS でも目にする。多くは歴史上の偉人、成功者などの言葉で、正直聞いた先から忘れてしまう。


 


◆その言葉をしたり顔で言う前に、自分の言葉がいかに無力だということを感じたことはあるのか?!


 


◆この気持ちは、中途障害を負った人はよくわかってくれると思う。欲しいのは、もっともらしい言葉、慰めや同情じゃない。


 


◆私事だが、若い頃「同情じゃなく、一緒に泣いてくれたから」と言った女性と一緒に暮らし始めた。あれから40年、今も変わらない私の「君に捧げるラブ・ソング」だ。


 


 




 それじゃ~また