緊急搬送された病院で、慌てて駆けつけた親族に医者が言った一言。

回復期病院に転院した時、看護師に言われた一言。

いずれも同じでした


「自己管理の失敗」



他にも医者に「もう一生歩くことは出来ないでしょう」

本当なら助からないのを助けたのに、これ以上何を望むのか」と言われた方々がいます。



倒れたショックで落ち込む中、容赦なく浴びせかけられる治療側の暴言。片麻痺障害という後遺症は、こんなどん底からのスタートです。






 






 






 






突然、脳卒中になり片側の手足が動かない。回復期になり多少思考もはたらき始めたこの頃、ほとんどの人は心の中で一度は、”死”を思うのではないでしょうか。私もそうでした。


その時ふっと若死にした友人の奥さんのつぶやきが聞こえた気がしたのです。私の心の回復への第一歩でした。







 



 それから始まったのが、地獄のような視床痛。病院で訴えても何も治療してくれない(2010年当時)



退院して直ぐ別の病院行ったが「そんな症状聞きます」と他人事のよう言う若い医師。治療は何もしてくれない、できないのだ。


マッサージ・ハリ、鎮痛剤、漢方薬も効果なし。

調べてみると、神経ブロック注射、磁気治療があるが、効果がある人は少ない事がわかる。



この病気で自殺する人は視床痛が原因であることが多いと知り絶望的な気持ちになる。



ベッドの上でもがき苦しんだが、何故か1年を過ぎた頃スッと痛みが無くなる。助かった。







 



 自分が、障害者になってみると、小児麻痺だった叔母のたかちゃんのことがしきりに思い出される。


小学校の低学年の頃、夏休み祖父の家で、一緒に過ごしていたのだ。

○○ちゃんと私に呼びかけ、いつも愉快そうに笑うのだ。

可愛がられている気がした。













 同病者と、一緒に語り合う場(ピア・カウンセリング)は回復期は特に大切に思う。幸運にもそんな仲間を得た。





 



 元歌は西行です。



ブログ、Twitterでも、片麻痺にジッと耐えて暮らす人と、介護されているご家族がおられ、ずいぶんと励まされました。

 






 


 


 それじゃ~また