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回復期病棟の夜 [障害と自由句]


 


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生きていて

そばにいてくれるだけで、良かったのに

若死にした友人の奥さんの

つぶやく声がふっと聞こえた

脳卒中回復期病棟の夜

突然、脳卒中になり片側の手足が動かない。回復期になり多少思考もはたらき始めたこの頃、ほとんどの人は心の中で一度は、”死”を思うのではないでしょうか。私もそうでした。その時ふっと友人の奥さんのつぶやきが聞こえた気がしたのです。私の心の回復への第一歩でした。




それじゃ~また

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語るのは、それからでいい [障害と自由句]



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経験や


人との交流が


少なく


言葉だけがフワフワと


達者になっていく


その言葉を持って


野や街に出てみたらどうか


若き人よ


語るのは、それからでもいいんじゃないか


小さな生活の破片に


やはり君の真の姿は現れる。


その破片を拾い集め


苦い思い噛み締めて


静かに語るのだ。

ーーーーーーーーーーー

 

今回は五行で収まりきれませんでした。

 

それじゃ~また

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 【同病の三本松のおじさんの一言】
残念ながら、最近の若者風情を見るに、素直に、無邪気に思いとか感情を言葉でぶつけてくるような若者が少なくなり、むしろ何もかもわかったような?こましゃくれた若者が多い気がする。スマホを捨て町へ出ようだ!

【返信】
二十歳の頃、全てがわかった気がする。そんな思いを持つものだと思うのですが、そこから社会に出て、現実には決断できない自分と向き合う。一般論、格言など何の役にも立たない。知っているだけじゃアカンことに早く気付いてほしいですね。
 

 

 

 


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罪あり男の望み [障害と自由句]


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「昔はやんちゃで、」多少自慢げにそんなこと言う男がいるが、私は、そんなことを無邪気に言えない。罪の意識があるからだ。
 
確かに幼少よりひどい目にあってきたが、反面他の子をひどい目にも合わせた。申し訳なかった気持ちは何十年たっても抜けない。私は弱かった。
 
しかし今、重度の身障者だが、幸せである。
20代の終わりに出会った女房が、わが身を救ってくれた。今考えても、そうとしか思えないが、なぜこんな幸運が舞い降りてきたのか?
それからも生き残る為の厳しい競争はあったが、一方で利他も忘れなかった。
小さな利他行を最後まで、ひっそりと続けたい。そして魂が身体から離れる時、ひどい思いをさせた人達を訪れ謝りたい。
 
それじゃ~また
 
 
 
 
 
 
 

同病の三本松のおじさんの一言


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悲しみは止まらない [障害と自由句]


◆長く生きていると誰でも一つや二つ本当に苦しい目に会う時がある。別離、災害、裏切り、病気などである。


なぜ自分がこんな目に会わなければならないのだ⁈その理不尽さに打ちひしがれる。



今、幸福そうに見える人でも、過去には消してしまいたいような出来事もあるものだ。

 


◆時が解決する面もあるとはいえ、いつまでも生々しく蘇る記憶もある。

 

半世紀近く前の事で、うなされることががあり、目覚めて我ながら驚く。

 


深い悲しみは止まらないのだ。

 

それが、生きて行くことなら受け入れるしかない。死の間際まで続くのだろう。 

 

 
それじゃ~また
 
 
 
 
 

同病の三本松のおじさんの一言


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写真自由句(3)片麻痺障害を生きる-1 [障害と自由句]


緊急搬送された病院で、慌てて駆けつけた親族に医者が言った一言。
回復期病院に転院した時、看護師に言われた一言。
いずれも同じでした

「自己管理の失敗」

他にも医者に「もう一生歩くことは出来ないでしょう」
本当なら助からないのを助けたのに、これ以上何を望むのか」と言われた方々がいます。

倒れたショックで落ち込む中、容赦なく浴びせかけられる治療側の暴言。片麻痺障害という後遺症は、こんなどん底からのスタートです。

 
 画像
 
突然、脳卒中になり片側の手足が動かない。回復期になり多少思考もはたらき始めたこの頃、ほとんどの人は心の中で一度は、”死”を思うのではないでしょうか。私もそうでした。
その時ふっと若死にした友人の奥さんのつぶやきが聞こえた気がしたのです。私の心の回復への第一歩でした。


 
 それから始まったのが、地獄のような視床痛。病院で訴えても何も治療してくれない(2010年当時)

退院して直ぐ別の病院行ったが「そんな症状聞きます」と他人事のよう言う若い医師。治療は何もしてくれない、できないのだ。
マッサージ・ハリ、鎮痛剤、漢方薬も効果なし。
調べてみると、神経ブロック注射、磁気治療があるが、効果がある人は少ない事がわかる。

この病気で自殺する人は視床痛が原因であることが多いと知り絶望的な気持ちになる。

ベッドの上でもがき苦しんだが、何故か1年を過ぎた頃スッと痛みが無くなる。助かった。

 
 自分が、障害者になってみると、小児麻痺だった叔母のたかちゃんのことがしきりに思い出される。
小学校の低学年の頃、夏休み祖父の家で、一緒に過ごしていたのだ。
○○ちゃんと私に呼びかけ、いつも愉快そうに笑うのだ。
可愛がられている気がした。


 同病者と、一緒に語り合う場(ピア・カウンセリング)は回復期は特に大切に思う。幸運にもそんな仲間を得た。


 
 元歌は西行です。

ブログ、Twitterでも、片麻痺にジッと耐えて暮らす人と、介護されているご家族がおられ、ずいぶんと励まされました。
 
 
 
 それじゃ~また

同病の三本松のおじさんの一言


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